2012-04-20-FRY



ぼくは、もともとマンガ家になりたかった人間です。
そして、マンガ家にはなれませんでした。
でも、よくよく考えると、
マンガが笑いやお話を考え、
セリフなどのことばをつくり、絵を描いて、
人をよろこばせるものだとすれば、
ぼくのやってきたことは、
ほとんどマンガ家がやることの変化形であるとも言えます。

さまざまな分野で活躍している人の多くが、
若いときにマンガを描いていたとか、応募していたとか、
いまでもマンガみたいものを描いているんだよとか、
どこかでマンガにつながっていることにも気づきます。

マンガはアイディア、
マンガはことば、
マンガは絵、
そしてマンガはよろこびの配達。
こんなに愛嬌のあるジャンルは、他にないでしょう。

というわけで(って、どういうわけだか)、
マンガでやってきてください。
ぼくらも、とても機嫌よく「審査」をたのしみます。


       
       








大賞 50万円‥‥1名
入選 10万円‥‥5名

第1回の「ほぼ日マンガ大賞」には、
賞金がなかったのですが、準備いたしました。
ふるってご応募いただけるとうれしいです。


受賞者のみなさまには、
副賞として、「ほぼ日」グッズの詰め合わせを
プレゼントさせていただきます。

賞金だけだと味気ないかしら、とも思ったので
受賞者の方には「ほぼ日刊イトイ新聞」から発売される
さまざまなグッズの詰め合わせもご用意しました。
グッズの中には、「LIFE」でお世話になっている
飯島奈美さんのお母さまやお友だち、
飯島さんのアシスタントさんがつくっている、
弊社の「給食」の食事券も含まれていますよ。


大賞、入選に限らず、受賞者の方には、
「ほぼ日」にて連載をしていただくことが
前提です。

確約とは言えませんが、前提として、
大賞者、入選者の方々と相談のうえ、「ほぼ日」で
マンガを連載していただきたいと思っています。
ただし、ご注意いただきたいのですが、
このマンガの連載にかぎらず、「ほぼ日」のコンテンツは
基本的に、原稿料が発生しません。
弊社、もしくは他社において単行本化された場合は
きちんと印税が発生しますが、
連載の都度の原稿料は、ないと思っていてください。
たくさんの読者に作品を読んでもらえる場として
とらえていただけるとうれしいです。
ちなみに、「ほぼ日」の1日のページビューは
約140万です。


審査は、「ほぼ日」の乗組員全員で行います。
ほかの漫画大賞では、著名な作家の方々や、
経験豊富なマンガ編集者の方々が審査をされますが、
「ほぼ日マンガ大賞」では、
乗組員全員(約60人)が審査員です。
もちろん、糸井重里も審査員の一人です。
専門家ではありませんが、マンガ好きの多い60人が、
真剣にえらばせていただきます。





◉「ほぼ日」に連載したいマンガの
  第1回をお送りください。
「ほぼ日刊イトイ新聞」にあなたが連載したいマンガ。
その第1回目の原稿をお送りください。
審査員である乗組員一同は、
それを、連載の1回目として読ませていただきます。
テーマや形式、長さなど、とくに決まりはありません。
もしも「1回分では、マンガの魅力が伝わりづらい」
という場合は、最初の3回分くらいを送ってください。

◉応募期間
3月27日(火)午前11時~4月23日(月)午前11時
大賞、および入選の発表は、
6月上旬ごろ、「ほぼ日刊イトイ新聞」にて行います。

◉応募の受付は、
 応募フォームからのみ受け付けます。
マンガのご応募は、応募フォームを通じて行います。
下の「応募する」というボタンをクリックすると
応募フォームが開きますので、そこに必要な情報を記入し、
作品の画像データ(50メガ以内)を添付してください。
画像の添付については、次の3点がルールとなります。

1 作品の画像ファイルはJPEG形式にしてください。
2 作品の画像ファイルの名称は、
  ページ数(2桁)にしてください。
3 作品の画像ファイルをZIP形式に圧縮してください。

詳しくは、以下の「応募フォームに進む前に」を
ご覧いただけますとさいわいです。


◉その他のこと。
・年齢、性別、プロアマなど、不問です。
・動画、アニメ、フラッシュ等の作品は
 応募の対象外とさせていただきます。
・ほかの商業的なメディアで、すでに発表済みの作品や
 掲載にあたりどこかに
 許可を得なければならない作品などは、
 応募をご遠慮ください。
・その他、なにかわからないことがあれば、
 まずは、以下のQ&Aをご覧ください。
 
2012-04-20-FRY に 更新しました。

個人情報、応募情報について
応募者から提供いただいた個人情報については、
当マンガ大賞における賞の発表、賞金及び賞品の受け渡し、
その他、当マンガ大賞にかかる事項に利用し、
当該目的以外には利用しません。
また、応募情報が、当社が独自に開発、制作、検討などを
行っている未発表の
企画、コンテンツ、デザイン、アイデア等と
偶然に類似する可能性がございますが、
その場合にも、当社が代償などの支払いを含め、
いかなる責任を負わないことをご了承ください。










2005年の、第1回「ほぼ日マンガ大賞」では、
大賞2名と入選22名という、
たくさんの人たちとの、うれしい出会いがありました。
そして、それから現在までの約7年、
私たちと入賞者のみなさんは、
一緒にたくさんのおしごとをしてきました。
思えば、マンガ以外のことのほうが多かったかも?
そこでここでは、たのむ側も、たのまれる側も、
わくわくしながらやってきた、
たくさんのプロジェクトを紹介したいと思います。
そうなんです、「ほぼ日マンガ大賞」は、
マンガだけじゃなかったんです!




くわしくは、それぞれクリックしてみてくださいね。










前回の大賞者、荒井清和さんとたかしまてつをさんに、
「ほぼ日マンガ大賞」について、
それぞれコメントをいただきました。

「受賞してよかったこと」
「好きな食べ物は?」と聞かれたときに迷わないように、
「鰻と梨です」と答えることに決めています。
ほぼ日マンガ大賞を受賞して「ブタフィーヌさん」を
ほぼ日で連載させていただけることになり、
かれこれ7年目になります。
おかげで「何してる人ですか?」と聞かれたときに
「ほぼ日でマンガを描いてます」という答えを
用意できました。それが、まずよかったことです。
それから、ほぼ日での連載は読者をとても
身近に感じられるのがうれしいです。
感想や応援のメールをみなさん気軽に送ってくださって、
とても励みになってるんですよ。
そしてなにより、ほぼ日っていう場所が
とても楽しいんです。
大人が真剣に遊ぶ楽しさって言うんでしょうか、
そういう雰囲気を感じます。ぼくも
「ブタフィーヌさん」の連載以外にも、
帽子やあみぐるみをつくったり、
お手をするブタに会いに行ったり、
ちびっ子たちと絵を描いたり…と、
あれこれ楽しい経験をさせていただいてます。
そんなわけで本当に
「ほぼ日マンガ大賞、ありブヒ~♡」な気持ちなのです。



第1回ほぼ日マンガ大賞の募集を見たとき、
「これは自分が獲るための賞だ、絶対に獲る」という
勝手な強い思い込みとともに応募作品を描きました。
ですので、受賞したときはまさに
「よし、キター!」という感じでした。
受賞後に糸井さんと担当の方々と会食したときの
ワクワクするような感覚を今でもよく覚えています。
なんといっても自分の作品を
かなり多くの人に見ていただける、というのが大きいです。
連載を始めてから、いろいろな雑誌での対談や、
フジテレビ「ニュースJAPAN」に
出させていただいたりと、
普通なかなかできないような経験をさせていただきました。
おそらく、受賞して連載すると
なにか広がりや新しいつながりを感じられると思います。
ぜひここは持ち味を発揮してアピールし、
盛り上げていただきましょう。
この賞が盛り上がれば
第1回受賞者の株も上がるというものです(笑)。