『テガミバチ』
著者:浅田弘幸 発行:集英社
夜が明けることのない星の危険な地を、 命を賭して手紙を配達する、通称「テガミバチ」になった 少年の成長を描いた物語です。
彼の相棒や同僚、彼をテガミとして届けた恩人など、 さまざまな人が話に関わってきます。 こころのこもったテガミを配達するテガミバチの描写は 芸術的とも思えるくらいスゴいんですよ!
この作品の重要なキーワードは 「テガミ」と「こころ」です。 人生はこころがあるから楽しめる、 そう思わせてくれる物語です。
(鬼平)
2010-12-11-SAT