ファンタジーな日常つながりで
『愛がなくても喰ってゆけます。』をおすすめします。

食べることが大好きで、仕事以外の時間、
いや仕事の内容によっては24時間、
食べ物のことを考えている漫画家「Yなが」が主人公です。
おいしい料理はもちろんですが、
愛すべき食いしん坊がたくさん登場します。
出てくるお店は実在するので、すぐにでも行って、
じたばた踊りたくなることうけあいです。

出てくるキャラがみんな、
おもしろくて食いしん坊でよろこび上手！
おいしいものはもちろん、それを共に楽しめる関係って、
いいもんだなあと実感します。

…と、ここで
これではファンタジーじゃなくて、
ただの日常マンガでは？と思いきや、
食べてる実況感を出すためにエッセイ風にしていますが、
登場するお店以外、お話は完全にフィクションなんです。
実在のキャラとフィクションのキャラが混在していながら
そのやりとりがとてもリアル。
誰がフィクションキャラなのか全然わかりませんよ。
お店の人との会話も全て創造。
ここまでリアルに日常を作り上げるなんて、
漫画家ってやっぱりすごい！

（まにちゃん）