ほぼ日刊イトイ新聞

マンガでドミノ

『のだめカンタービレ』

『のだめカンタービレ』

著者:二ノ宮知子
発行:講談社

『お父さんは心配症』から続くもので思い付いたのは
『のだめカンタービレ』です。
ずばり、バトン・つながりキーワードは「変態」。
主人公の「のだめ」こと、野田恵ちゃんの、
そらぁもう、ステキな「ド変態」っぷりから、
でいかがでしょうか。

「お風呂は1日おき、シャンプーは4日おき。
 うふふ、わたしってとってもキレイ好き☆(笑顔)」
なんてある意味忘れられない名言だと思うのです。

とはいえ、のだめの旦那さま(のだめの妄想)の
千秋センパイだって、
のだめ達の通う音大で出会っていく
峰くんや真澄ちゃんやその他諸々の方々だって、
基本、なんかどっか「変態」なんですよ。
極め付けは、
マエストロ ミルヒ・ホルスタイン(偽名)ですか。

ドラマ・映画・アニメとなって、早幾年ですが、
今でもこの漫画を読むと、
クラシック音楽をもっと聴きたくなり、
もっと知りたいと思ってしまいます。

何より「音楽」と「表現者(演奏者)」との奥深い世界って
こんな感じなのかしら、と垣間見た気持ちになります。

(かたおかあい)

2012-12-15-SAT