色々な家庭事情から 他人同士が一緒に生活して行く、つながりで 古谷実さんの『僕といっしょ』を推してみます。 『行け!稲中卓球部』の作者さんの作品です。
生きていれば誰もが抱える孤独や絶望の淵の中で お互いの滑稽さがつむぎ出されていきます。
読んでいて、泣きたくなる直前で、 結局は笑ってしまう。 登場人物ではなくあくまで読者が笑うだけだけど…。
哀しみに勝つもの。それはギャグ。 素晴らしき不完全な人たち。
そう思わせてくれた作品です。
(はみだしっ子もfan!)
2013-04-27-SAT