「なんとか色の主人公」繋がりで、
『みどりのマキバオー』に繋げてみます。
白いロバのような突飛な姿で生まれてきた
競走馬、ミドリマキバオーは、
その姿からは想像のつかない、
すぐれた走りの才能を持っていた!
このマンガは、競馬がテーマなので、
当然レースシーンが面白いんですが、
馬がいっちょ前に悩んだり、
ドラマチックな人生(ウマ生ですね)を
歩んでいくところがさらに良いんです。
たとえば、この作品の冒頭は、
まだ名前のない仔馬のマキバオーと、
おかあさんのミドリコを中心に描かれていきます。
小さな坊やとミドリコとの親子愛にあふれた関係が、
その後のマキバオーの原点となっていきます。
借金のカタに売られてしまったおかあさんを追いかけて、
ネズミのチュウ兵衛親分と森や川を超えていく大冒険、
やっとの思いで再会した母親の、
思いがけない厳しい言葉。
馬のマンガだけど、泣けるシーンがいっぱいあります。
競馬を知らない方も読んでみて!
あ、笑えるシーンもいっぱいありますよ~。
(たきめし) |