マリーな部屋。 |
新緑の季節に新茶色のお菓子を。 5月の日射しに透ける新緑って、 どうしてこんなにキレイなんでしょうね〜。 「〜だから」とか科学的に答えられたりしても 困るんですけど、毎年、新鮮に驚けるほど、 今あふれてる緑色ってキレイですよね。 こんな色があるってコトが、スゴい..。 どーゆー人生かとか関係なく、 なんだか祝福されてるカンジ。 で、そんな新緑の季節を逃さずに書いておきたい お菓子を見つけました。 正しくはいただきモノで、この度はじめて知り、 これまた“新鮮な驚き”を覚えてしまったの ですね〜〜。(あ、因に新鮮に驚き易いです。多分) 羊羹なんですけどね、京都の友人から頂戴しました。 これまで羊羹は『とらや』の“おもかげ”とか 黒砂糖風味のものが好きで、赤とか緑とか、あの、 小豆でない色のついたのは、 どちらかというと敬遠してたんです。 で、このおみやをイソイソと開けようとしたら お茶の羊羹と書いてあり 「あららー..」と思ったのも束の間、 中を見たら絶句するほどキレイなお茶の緑色なんです! 器に出してみたら、よりキレイな半透明の緑茶色で そんな感動を胸に食べてみたら、おいしいコトっ!! あっさりと甘くて、ほのかにお茶の香が広がって。 お隣りのウチの藤の花が揺れるのを見ながら、 母と2きれづつほどいただいて、 「こういうのがシアワセな午後なんだなー」と、 シミジミうららかな一日を過ごせました。 『鍵長』というところの品です。 写真に撮ってみたら、 なかなかそのままの色が出せなかったのが残念。 な〜んか、芋ようかんっぽいでしょ..? (イヤ、芋ようかん自体はカナリ好物ですけどネ。 そーいえば、今度、書こう。) ま、「もっとキレイな色らしい」という期待(?)を 実物を目になさるその日まで 持っていただくというコトで、 ゆるしてね〜。 またね。 わたなべ まり 『鍵長』(かぎちょう) 住所:京都市下京区鍵屋町通室町東入ル 鍵屋町331 電話:075(351)3182 営業時間:8時〜18時 定休日:水曜日・第3日曜日 訂正と追伸♪ まず、お詫びです。 「『六花亭』の札幌の本店」と書きましたが、 本店は、帯広でした! 何通かご指摘いただいて(..とても柔らかい 親身なご指摘で、嬉しかったです) 取り急ぎ、問い合わせ判明いたしました。 私も、馴染みの横浜の店が、もし東京本店なんて書かれたら まっ先に「違う〜!」と叫んでいる筈。 帯広のみなさま、六花亭のみなさま、ごめんなさい。 お詫びします。 それから『鍵長』の挽茶羊羹ですが、 その後友達に聞いたところ、彼女のお母様が、 ず〜っと親しくなさっている小学校の先生から おもらいになった物だそうです。 ..お母様の小学校の時の先生、 ということはそうとうご高齢で、 でもとてもお元気だそう。 人がずっと住まい続ける 京都らしいモノの伝わり方だなぁ〜と またシミジミしたので、追伸しました♪ |
2001-05-13-SUN
戻る |