マリーな部屋。

福々まんじゅう おまんじゅうを手に乗せると ふわっと、あったかくて、 かじるとほわっと湯気がのぼって、 それだけで幸せなことって、ありますね。 いろんな事が、起きます。 言葉に出来る事なんて、 全て、薄っぺらに感じるほど。 浅草の『福々まんじゅう』は、今年の終わり頃、 来年への幸せを願って書こうかな、 と思ってた好物です。 うちの祖父は、昼ご飯に大福２つ食べて、 また午後の仕事に精出す働きバチでした。 その頃の菓子は、今よりもっと大振りで、 お腹にたまるドッシリしたものだったようです。 『福々まんじゅう』を食べると、 そんな頃を想像します。１個、１００円。 皮も薄くなくて、お米みたいな食べ応えです。 あんも甘過ぎず、力が湧く感じ。 雷門近くに行くと絶えず、 このおまんじゅうのいい匂いと湯気にホッとします。 もうすぐ中秋の名月。 この綺麗な月を少しの時間差で 地球上のいろんな所で、いろんな人が見るんでしょうね。 幸せと平和を、心から祈りつつ。 わたなべ　まり 西山菓子店 住所　台東区雷門２ー１９ー１０ TEL　０３（３８４１）５９４５ 営業時間　10:00〜19:30 休み　水曜不定休 包装紙に書いてある地図

2001-09-28-FRI

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