マリーな部屋。 |
粟ぜんざいと、すごく小さいカレンダー お正月が終わると、何だか急に 日常になりますね〜。 クリスマス、年越し、正月と ハレが続いた後だからでしょうか。 小さい頃なんて、1月も七草がゆを過ぎると ガックリくるというか、気が抜けるというか。 別に、カレンダーの休み印以上にスゴい事が 実生活で起こるワケでもないんですけど、ネ。 で、こんな日常に戻った時... コツコツ変わらずに時を刻んでくれる カレンダーは、かなり大事な存在です。 この1年、一番近くの誰かの顔以上に、 もしかしたら見る機会が多いわけですし。 カレンダー選びの上手くいった翌年は、 なんだかイイ事のありそうな気もしたり。 (以前、チョコレートのカレンダーが何で 今年は無いんだっ!とソニープラザに文句を 言った事もありました..反省。) で、お薦めのカレンダーがあるんです。 それも、お菓子とともに 神楽坂の『紀の善』は、前にも書きましたが、 超一級の和菓子の老舗です。 夏の白玉は、ツヤツヤと綺麗に光ってて モチッとした食感がたまりません。 ついつい引き寄せられるように、 持ち帰りも出来る白玉ぜんざいなどを買いに 走ってしまいます。 冬は冬で、粟ぜんざい! 黄色いツブツブした餅に滑らかなこしあんが たっぷりかかってて、 熱々をフーフー冷ましながらいただくのは、 平たく言って「最高」です。 この『紀の善』が年末から、 小さなカレンダーを置いてます。 名刺サイズ、といっても舞妓さんの名刺くらい といったらいいのかナ? 手のひらに乗るくらいのお札みたいな 12枚のカレンダーです。 これが...可愛いのです! 何だか“ほこっ”とするようなイラストで綴った シンプルな12ヵ月で、上質な仕事をなさる所は、 何にでも姿勢が行き渡るんだなぁ〜、 この1年、大事に刻もう...と思ってしまう小暦です。 因に、1コ300円です。 この冬は何だか、まだ寒くなりそうな気配。 粟ぜんざいなどで暖まりながら、なんでもない 一日一日が積み重なりますよう。 わたなべ まり
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2002-01-14-MON
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