常夏モノですけど、止まらないんです。
ナッツって、止まらなくなりませんか?
ようやく始まった秋の奥に、
幽かに冬の匂いさえしてくるような季節…
ほとんどそぐわない話では、あるんです。
でも、秋の夜長こそ何とな〜く口淋しく
なったりしてーーー夏よりも春よりも、
いや冬の夜も何か食べたくなるな、
まぁ気づくと手が止まらなくなってること
結構あるんですよね。
季節としてそぐわないと言ったのは、
マカデミアナッツなんです、これが。
ピーナッツでもピスタチオナッツでも
ジャイアントコーンでもグリーン豆でも
ここまで“夏”って感じしないですよね。
夏っていうより、ハワイ、かな。
ビンにも缶にも、ダイヤモンドヘッドと
プルメリアの絵のってるし。
入れ物の色自体、コバルトブルーだし。
でもね〜、これのハ二ーローステッドって
いうのがね〜、やめられないんですよね〜。
普通にマカデミアナッツって言う時のには
よく見ると“DRY ROASTED & SALTED"と、
書いてあります。知らなかったけど。
ウチの母親は、これが美味しいと言い張ります。
でも、他にも意外に種類があって、
バターピーナッツでくるんだのとか、
ガーリックとか、缶の色も黄色やオレンジや
様々あるんですよね。
で、この中で私が参ってしまったのが
ハ二ーローステッドなんです…。
微かに塩味で、はちみつが砂糖の結晶みたいに
マカデミアナッツの周りにかたまって
へばりついてて…あ〜甘いな〜、
カロリー高そ〜だな〜と思いつつ、
ほんとにおいしいですから。
もうやめなきゃと思いつつ食べてしまう葛藤と戦って、
かれこれ8年くらいですかねぇ。
「職業意識とか無いだろ…」と、思われがちな
私ですが、かろうじてそこまで食っちゃイカン…
顔中ブツブツになったら食いっぱぐれてしまう…
くらいの意識はあって、
踏み止まることもしばしば、なんです。
だからってワケでもないですけど、
年とって引退したら、
マカデミアナッツハ二ーローステッドを気兼ねなく、
死ぬほど食べてやるぞっ!という大志は有ります。
けっこう楽しみです。
じゃ。
わたなべ まり |