ITOI
ほぼ日・マーケティング局は
何をしているのか?

(10月20日)
叱られたりもしながら、懸命にやってます。

現そろそろ、いろんなお叱りメールが届きはじめています。
傷つけないように気を遣いつつですが、
ぼくらの素人くさいあわてぶりに、
プロ意識が足りないとお叱りを受けたりしました。
その通りでもあるし、そうとも言えないとも言える。
ぼくらは、行動の大部分をガラスばりにして、
自分たちや読者が後で、こういうことをやるときの
参考になるように記録したり発表しているので、
ふつうだったら隠しておくというようなケースでも、
できるだけ発表しています。

だから、特別に頼りなく見えるだろうし、
ま、ホントに頼りないことも多々あるんですけれど、
こけつまろびつドラマも含めて、
商品のソフトの要素じゃないだろうかと考えています。
甘えてはいるのかもしれませんが、
裏切ったり嘘をついたりはしていません。
そのあたりの姿勢が、歯がゆかったり
だらしなく見えたりしているのかもしれません。

でも、あちこち頭をぶつけながら逞しくなっていく
「ほぼ日」のスタッフを見ていると、
この過大な負荷のかかる仕事をやって、
ほんとうによかったと、ぼくは思っています。
いまのところ、大筋では順調なのです。
3000着の控えめな見積もりが、
大きく誤っていたことは確かだけれど、
その段階からの最善の方法を探したら、
みんなにある程度満足してもらえる時期に
届けられることも、ほぼ確実になっています。
(未だ見ぬ中国の人たち、頼むよ!!!!!)

クリスマスの日に、いっせいに7000人とか8000人の人が、
あのパーカを着てくれている状態を想像したら、
なにより先に、うれしいって気持がこみ上げてきます。
ひょっとすると、今度ばかりは発送のバイトを
読者のなかから募集しないと
手が足りなくなるかも知れません。
その時はその時で、甘えます(バイト料は払うよ)。

「ほぼ日」が通販の会社になる、という計画も
いまのところぜんぜんありませんが、
インターネットを使った小さなメディアが、
通販だってできるんだと、可能性をアピールすることは、
とても大事な、いいことだと、ぼくは思います。

下手くそなりに、がんばりますから、
どうぞ、暖かい目で見守ってください。


編集部註
(10月22日深夜25時)

すみません、ご注文の受付は
いったん締め切らせていただきました。
あらためて受付が始まるときには、お知らせします。

2000-10-20-FRI

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