第105回
11月1日・月曜日
先月から楽しみにしていた学芸会。
大橋君を探せど探せど見つからなかった。
休んだのかなあ、おかま役、見たかったのに、
と思っていたら、最後になって発見。
と、いうのはなんと、顔がかわいい上に、
声ももともと高いのがわざわい(?)し、
まったく女装しているとはわからなかったのだ。
つまり、完全に女の子だ、と素通りしてしまい、
誰もが(普通に演技をする女の子)と、
思ってたようだった。
失敗の大成功なのだ。
コドモは、あとからビデオを見て
「私、こんなヘタクソだったの?!」と、こぼしていた。
わかるよ、その気持ち。
一人一人にビデオがなかったコドモ時代に生まれて、
本当に良かった、と思えるくらい。
11月2日・火曜日
日テレ生放送。
アナウンサー(女子)が
「私、将来、かわいいおばあちゃんになりたいんです!」
と言ってた。なんともぬるい。私なら自殺する。
そのあと羽田へ。
「唐津くんち」、NHK生放送のため。
こういう仕事でもないと、祭りには参加しないなあ、
と思っていたら、ホテルに「中尾彬御一行様」との看板が。
趣味でいらしているのだそうだ。
すごいな。これぞ「男の」趣味と実感した。
11月3日・水曜日
くんち、凄い。派手!彩色!
私は高山出身なので、
祭りは雅びーなものしか知らなかったんだなー。
男しか参加できず、女性はウラで豪勢な料理をふるまう。
ここにドメスティックな日本人の姿を見たような。
女性はちいとも
「なんで参加できないんですか! 女性差別です!」
なんちゅうもんも、なかったようだった。
「頑張りんしゃい!」そんなカンジよね。いいねー。
だってホント、祭りって、
絶対的にどっか「男の」趣味なんだもん。
11月4日・木曜日
ビバリーのあと、「スーパー知恵モン」録画撮り。
「自由が丘特集」だったんだけど、
あのO監督(仮名)が電話に出られ、
さすがの野球音痴の私ですら、
(そりゃあ、この時期ゃ、
ダイエーの優勝について聞かねば)と、
思えるところなのに、志の輔さん、O監督に、
「ナボナ」についてのトークを終始せねば、
という気まじめさが面白かった。
O監督も、「ナボナ」についてだけを、
マジメに振り返っておられた。
「話題のあの監督が、ナボナを語る!」というのは、
もったいないようで、貴重かもしれない。
ちなみにナボナは4種類あって、チーズ、パインなど、
「お菓子のホームラン王」の味を、続投してるそうです。
11月5日・金曜日
夢でガスターテンのCMに出ていた。
それを話したら、なんという偶然か、
ヤノッチがそれをたまたま持っていて、
「これ、おいしいんですよー、胃薬なのに」と言う。
これは現実の話。
私も味見してみたら、ホントにおいしかった。
「こういう仕事が来てるんだけど、、」
という声を聞いているうちにまた眠くなった。
「疲労を披露するヒーロー」のようなカン違いの顔は、
まったく気持ちいい。
でも、内容はぜんぜんヒーローじゃなかった。
そのあと、ファンレターを全部まとめ読み。
私のファンは、私に似ている。 |