音楽やってる女子高生通信
(from N.Y.)

『VOL.5』

「出かける時は忘れずに!」

ただ今、中間テスト真っ最中!
この間の土曜日はSATという全米共通のテストでした。
3時間半という、難しくはないけれど
とにかく長くて疲れてしまうテスト。
アメリカには大学受験というシステムがないので、
高校生活での成績と報告と、
このSATの点数によって決まります。
数学と英語に分かれていて、
2教科合わせて最高が1600点。
平均は1000点から1200点くらい。
大学に入っても入らなくても、
どこかで役に立つはずなので、
どうせならなるべく
高いスコアを出したいなあと思っていたのです。
だって、受けるのにお金も払っているしね。
前回満足いかなかったので今回もう一回受けに行きました。

その日朝ご飯を食べるのをすっかり忘れていたのが、
最大のミステイク。
テストが始まって10分も経たないうちから、
オナカがなり出して...恥ずかしくて、
気になって、生きた心地がしなかったです、ほんとに。
どうしたものかと焦って焦ってテストどころじゃない。
それに、名字のアルファベット順に
教室に振り分けられたので、
SAKAMOTOのSだと日本人がたっくさんいる。
サトウとかサカイとかスズキ、とかね。
違う高校からもたくさん来ていたし...
みんなが静まりかえっている、
そんな中でオナカがグー(笑)。
ところがそんな時、
コートのポケットにチロルチョコを発見!
もう〜輝いていました。
チロルチョコ<ヌガー>を口に含み、
ふう〜〜と救われた気持ち。
そのおかげかな、テストはびっくりするくらい
スラスラ出来たのでした。

その安堵はまるでチロルチョコの最新CMのよう!
(男の子が道に迷ってだんだん暗くなって
不安な時にポッケにチロルチョコが入っていて
それを食べて安心するというもの。)
最近うちの矢野おかあさんがそのCMの歌を歌っているので、
そのおかげでチロルチョコ一年分(?)を頂いて
箱のままドサッと置いてあるのです。
食べ切れないくらい。
チョコレート類はあまり食べないけれど
あの一個10円の駄菓子的な魅力には負けます。
懐かしいでしょう? 思い出したら食べたくなったでしょう?
そんなに量は食べれないけれど、
たまに食べるとほんとにしあわせになれますよ。
GODIVAのような高いチョコよりもずっと
おいしいような気がします。
今日も、学校でご飯を食べる暇がないほど
色々な用事で学校中走り回っていて、
「くぅ〜エネルギー切れてきたなあ」と思った時に、
朝かばんの中にチョコを入れてきたことを思い出して。
またしても「チロル」に助けられ...。
これから手放せない!
友達にもどんどんあげて、個人的にせっせと宣伝。
ありがとう、チロルチョコ!

1999-02-01-MON

BACK
戻る