VOL.8
『NY高校生活PART3』
終った〜〜〜!!!
学校の面倒くさい部分を全て終了しました。
あとは学校の素晴しい、社会に出たり大学に進む前に
もうちょっとだけ甘えさせてくれる部分だけ、
残ってる。その期間を散々楽しむのみ、よ。
前回書いた、生徒のギャラリーは
ギリギリで全部仕上がって、
意外とお客さんも入ってくれて、成功!
自分用にもらったスペースを飾って、
自分の作品を飾るんだけど、
ただそのまま飾る人もいるけれど、
なにかテーマが欲しくて、「世界」が欲しかった。
結果的にはテーマは「ゴシック・ウェディング」。
ダークで美しい、結婚式のイメージ。
黒、赤、白のイメージで、
赤い羽とゴワゴワしたレースのような素材とかで
作り上げていって。
結局わたしのところだけなんか
すごい飾り付けになってて、
ちょっと浮いてしまったけどね。
「世界」としてはすごく満足できたので、うれしかった。
5/1には19歳にもなってしまって、
ついにーー!! という感じ。
いいのかな、こんなんで19になってしまって?
と疑問と危機感と共に、十代最後の
大切な時間を迎えました。
何かが始まる、何かを始める、動き出す、
そんな昂りもとても感じられた。
そんな気持ちを後押しするように、
あんじ姉がお祝いに送ってきてくれた本、大切な宝物。
イラストライター326ことミツルくんの本に
めちゃくちゃ感動しました。
あんなにストレートに愛情や勇気や弱さをも
表現できるのは、すごくかっこいい! と感じたのです。
違う表現方法、だけど共感できる確固とした
メッセージを抱く表現者がいて心強くて、
とってもうれしくなりました。
良い一年の始まり方だったなぁ。
そんな数週間前の出来事が
とっても昔の事に感じるくらいに、
この2週間くらいはおそろしく走ってて、
嵐のようだったけど、あれ? なんだかとっても
楽しかったぞ? っていう後味。
例のごとく、美術ですごいことになってました。
AP ARTのクラスの一年の最後の作品集
(ポートフォリオ)の
締切が迫った最後の2週間はカオス。
締切の数時間前まで、あと2枚足りない!
とかいう状態だったから。
40作品のうち36はスライドで送るので、
最後の一週間は足りない絵を描きながら、
出来た作品からスライドする用に写真に撮って、
2時間で現像してくれる所でやってもらって...
っていう、写真屋さんと学校を
何回往復したことでしょう!
自分のがなんとか間に合って、
全てデッドラインまでに終るメドがついたとこで
周りを見回したら、自分よりも
「ほんと大丈夫かな..」っていう感じの人達がいて、
ついついその人達の分のフィルムを買いに走ったりとか、
現像出したりとか、終った作品から
スライドの写真撮ってあげたりとか、
出たぞ出たぞ〜母親体質、な事もありました。
ある日なんかは、フィルム買ってくるね〜って
クラスの人に感謝されながら(笑)出かけて、
間違えて屋外用のフィルム買って帰ってきちゃって、
返品しに行った...。
屋内用のスライドのフィルムって
特殊でなかなか売っていなくて、
電話帳で調べて電話して隣町まで買いに行って...
途中、「あれ、なんでこんなことしてるんだっけ?
自分のじゃないよなぁ...」
と立ち止まることもあったけれど(笑)。
まぁ苦にならないので、別にいいんですが。
なんかね、妙な使命感にかられてしまう。
ああいう状態でのクラスの団結感も嫌いじゃないしネ。
というわけで、大袈裟な言い方だけれど、
人生の小さな区切りのような、そんな時間でした。
(前回、「息抜き」した出来事を書こう、
と思っていたんだけど、その前に書きたい事が
たくさん出てきちゃった。だからそっちの方は
私のホームページの方で絶対近いうちに詳しく
アップするので、そっちチェックしてみてくださいー)
では、また!
love, miumiu
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