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第130号　漫画の中の男像。

（※毎日消えていった、
　　ここ数ヶ月の「なごみとホロリ」の
　　バックナンバーを、すこしずつおとどけしています。
　　なお、無料配信・無料登録のメルマガ
　　「ほぼ日デリバリー版」と「なごみとホロリ」は、
　　おたがいに、非常に内容が連動していますので、
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●私の理想は、
　ずーーっと奥田民生さんです。
　自分が大勢の人に人気者で
　きゃーきゃー言われてる状況に
　いつまでたっても慣れないような所、
　でも歌いだしたらものすっごく格好よくて、
　媚びなくて。
　女には絶対踏み入れないような
　男だけの場所みたいなのを
　もってる感じがいいなぁって思います。
　ちょっと照れ屋な人が理想です。
　外国の方のような
　愛情表現に憧れる事もありますけど、
　やっぱり日本男児はそんな事言えるか！
　って感じで、どこか
　サムライ的世界を表現されてる民生さん。
　ほんと、いいです！
　（ノ）
　

●理想の男像を実名で、とのことですが、
　私にとっての理想の男像はすばり！
　「さだまさし」さんです。
　
　軟弱とか暗いとかいわれていた20代のころ
　映画作成のために
　30億円近い借金をしてしまう
　九州男児な男気が魅力です。
　
　歌では
　「どうしてこうも女心をわかるんだろう？」
　と思える歌詞で感動させてくれますし、
　家族愛をたっぷり盛り込んだ歌も多いです。
　自分より弱いものを慈しむ、
　そういうところも男だなーと、思えます。
　
　なんせ見かけや歌のイメージと、
　コンサートのトークや
　行動のギャップがたまりません。
　繊細かと思わせておいて、
　実はとっても大胆不適で、
　腹が据わっているというか、
　男らしいのです。
　そういうところに頼りがいを感じます。
　
　しかもユーモアのセンスもあり、
　日本語も堪能で、
　コンサートへ行くと、
　楽しませてもらうだけでなく、
　元気付けられたり、勇気までもらえます。
　（けろろ）
　

●夫の勤めている中学校は
　問題行動など殆どなく平和な毎日です。
　そんなある日、男子生徒たちが
　休み時間にキャラメルを食べていたと
　問題になりました。
　件の生徒たちをよんで話をきくと、
　そのキャラメルは登校中に落ちていて
　拾ってきて、皆で分けたと言うのです。
　それを聞いた職員全員が、
　校内でお菓子を食べたということよりも、
　「落ちているものを、
　　拾って食べたら駄目だろ」
　と、つっこんだそうです。
　
　前の学校で、
　万引き・暴力・家出・喫煙・薬物など、
　ありとあらゆる非行に出会ってきた夫。
　今年度の一番の事件が、拾い食い。
　平和な学校でよかったなぁ、と思いました。
　（たしま）
　

●糸井さんが
　カモミールティーを飲んでいることに
　影響された私は、一日のおわりに
　カモミールティーをいただいています。
　その香りに心がすっと落ち着きます。
　以前は苦手だった味も
　今ではおいしく感じられるのは、
　年齢を経たからでしょうか。
　思い通りにいかない毎日、
　ストレスばかり。
　子供に対して
　叱りすぎたことを反省したり・・・。
　気分転換に使っているお香や
　アロマキャンドル・オイルも好きですが
　カモミールティーには
　”いいこいいこ”
　と頭をなでなでしてもらっている気分。
　ぜひみなさんにも試していただきたいな。
　永田先生の庭で採れたものは、
　もっと、効果がありそうですね。
　（ゆう）
　

●理想の男像って難しいですね。
　今思いつくのは、マンガなんですが、
　松本大洋「ピンポン」のスマイルです。
　男は黙って成し遂げる！
　
　私は女ですが、
　こんな男らしさを目指しています。
　女っぽい「周辺のおしゃべり」な感じは
　どうも苦手っす。
　「心配という形のうわさ話」とか・・・。
　そういうのを避けると
　明らかに部外者にしたがるのも女！
　それって、イメージ的に
　「なんか暇なんだな」って感じがします。
　
　目指すものを持っていない人、
　核となるものがなくて
　周辺をうろうろしてる感じの人、
　周辺のことにとらわれている人に対して
　「女だなあ」と思うのです。
　
　ということは、その逆を
　「男だ！」と感じるんですね！
　「己の道を行く人」
　「核心部にエネルギーをかけられる人」
　見た目が穏やかなのも、
　より男らしいと思います。
　（mio）
　

●男たちの座談会、おもしろいですねえ。
　「女は強い男が好き」っていうの、
　パソコンに向かって深々と頷きました。
　
　より強い男を求めて、
　石段を上ってきたつもりですが、
　32歳になった今の結論、
　女より強い男はいない。
　女ってやっぱり強いですよね。
　
　こないだ発見したんですが、
　わたしはどうも若白髪の男性に
　惹かれる傾向があるようなのです。
　若いのに白髪が混じってる。
　なんかいかにも弱そう。
　
　女より強い男はいない、っていうより、
　わたしが単に弱い男が好きなのか？
　女に強さを求められると、
　男の人って困るんでしょうか？
　いろいろ考え出すと、きりがないなあ。
　座談会の行方、楽しみにしています。
　（ＳＡＲＡ）
　

●マンガ『ピンポン』（松本大洋）に出てくる
　「スマイル」が理想の男だ、
　という方がいらっしゃいましたが
　僕は同じ登場人物のアクマに惹かれます。
　
　寡黙なスマイルがかっこいいというのも、
　もちろんわかるんですが、それよりも
　アクマの暑苦しいみっともない一生懸命さが
　かっこいいと思うんです。
　
　幼なじみのスマイルのほうが
　才能があるのをわかってて、
　それでも卓球をあきらめられなくて。
　そしてスマイルとの直接対決に敗れた後は、
　なんというか、自分の
　「分」みたいなものと向き合って、
　スッパリ卓球から足を洗ってしまう。
　「わきまえ」にも、男らしさを感じます。
　素の自分とむきあうことを
　おそれていては決してできないことだから。
　僕は男性ですが、女っぽいと
　言われることが多くて、だから自分にない
　男クササをもってるひとを見ると、
　かっこいいなあーとおもいます。
　（タカヒロ）
　

●今日のなごみメールでも出てきましたが
　映画「ピンポン」を肴に
　オトコ像について語ると
　それはそれは女性たちは白熱します。
　
　私はアクマ派です。
　これもなごみ・ほろりメールで
　とりあげられていましたが
　「諦観」
　これに「男」を感じてしまうのです。
　
　「飛べねぇ鳥もいるってこった」
　
　この台詞、女には吐けないと思います。
　女はなんだかんだ言いながら
　あがいてしまうと思います。
　「キーッ！悔しい！！」
　って感じでしょうか。
　で、もう本当に無理！と思って
　「飛べない鳥も・・・」
　と言っても、なんか、しっくりこない。
　「諦観」の似合うオトコは
　どこかかっこいいです。
　三枚目キャラのことが多いですが・・・。
　
　こんな私は
　「タッチ」の「西村君」が好きです。
　（u）
　

●今年度の会社指針を決める社内会議にて、
　「以上、これをわが社のコンセントとして」
　と響き渡る部長の声。誰も
　「そりゃぁコンセプトでしょ～！」
　とは突っこめずに、
　会議はつつがなく終了しました。
　
　その部長はパソコンにソフトを
　インストールする際、
　「シリアスナンバーは何番やったかな？」
　と大声で聞くツワモノでもあります。
　そのたびに私は、
　「シリアルナンバーですね」
　とやんわり訂正するのですが、
　何度言っても効果はなく、どうやら
　彼の頭の中には「シリアス」な問題として
　インプットされているようです。
　（michy）
　

●今はもうありませんが、
　私の生まれて育った家は茅葺き屋根でした。
　２年に一回職人さんが来て、
　一斉に屋根に上がって
　古い茅を落として新しい茅に換えるのです。
　庭いっぱいに新しい茅を用意して、
　その中にもぐり込んで遊んだりしました。
　子どもの頃は当然だった景色が、
　ものすごく贅沢なことだったんだなあ、
　と今になって、おもいます。
　（m）
　

●くしゃみをする時、
　必ず鼻をつまんでしまいます。すると
　「へくしゅん」が「へくち」となります。
　親兄弟には「すっきりしない」と
　不評でしたが、友人には
　「かわいいー」とたまに言われます。
　その前に不思議な顔をされますが……。
　ただ、先月風邪を引いた時
　いつもの調子で鼻をつまんで
　くしゃみをしていたら、
　両耳中耳炎になりました。
　体には、厳しかったようです。
　（おん）
　

●今日はとってもドキドキした1日でした。
　なぜなら、ラブレターを渡したんです。
　私が通っているジムの
　インストラクターの先生に。
　彼は現役のプロボクサーで、
　先月も彼の試合を観にいきました。
　そこで・・・なんか惚れちゃったんです!!
　彼の男っぷり、というか、
　あの獲物を追う目に完全にノックアウト。
　試合から1ヶ月の間、構想を練りに練って
　ラブレターを書き上げました。
　そして今日、渡してきました。
　試合の時に撮った写真があったので
　それを口実に渡したんですね。
　はぁ、ドキドキ。
　どうか彼が、
　私に振り向いてくれますように・・・。
　（ごま）
　

●私の飼っている猫は、
　私が泣いていると必ず
　いつのまにか寄り添ってきてくれてます。
　そんな時にミロ（猫）を
　飼っていてよかった！って思います。
　ミロは自分の母猫が死んでから
　私にベッタリです。
　お風呂に入ってるときも、
　寝てる時も一緒です。
　もちろん、今、パソコンをうっていても
　膝の上でスヤスヤ寝ています。
　私はミロにいくつ助けられたことでしょう。
　いてくれるだけで心が落ち着きます。
　ありがとう、ミロ。
　これからもよろしくね。
　（みきりん）

（※バックナンバーのつづきは、明日、おとどけします）

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2003-05-23-FRI

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