ほぼ日(デリバリー版)のダイジェスト。
三日に一度くらい、無料で配信をしている
メールマガジン「ほぼ日(デリバリー版)」の内容を、
たまには本紙「ほぼ日」でもダイジェストで紹介さ。
休日のひまつぶしにでもして、お楽しみくださいね。

<おおきくなったら、何になる?>


ほぼ日読者の中で4万人が読んでいる
無料のメールマガジンが、「ほぼ日デリバリー版」。

ちかごろ特にもりあがってきているので、
もし、まだ申し込まれていないかたは、ぜひ!
と思って、ご紹介のページを作っていまーす♪

さて、みなさん・・・。
小さい頃、将来の夢って、なんでしたか?
ちかごろのデリバリー版で流行っているのがコレ。

「おおきくなったら何になる?」

きっかけは一通のメール。

・近所に住む4歳になるリカちゃんに、
 将来何になるの?と聞いたら
 
「だんごむし」と答えが帰ってきました。
 ・・・リカちゃんのお母さんも驚いていた。
 (は)


これを、何の言いまちがいかわからないけれど、
デリバリー版内の「言いまちがいコーナー」に
掲載したところ、ぞくぞくと各地からの
「オトナになったら・・・」が到着したんです。
その一部を、ご紹介いたしましょう!

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・前回、だんごむしになりたい少女がいましたが、
 昔の同僚の息子が小学3年生の時、
 おとなになったら何になりたい、と聞きました。
 
「僕は大きくなったら、うめぼしになる」
 と答えました・・・。
 木になる梅ではなく、漬物の梅干しだそうです。
 なぜ?
 (まなお)

・うちのいとこは、
 幼稚園で七夕の短冊に願い事を書いたときに
 
「お肉になりたい」と書いたそうです。
 それを見た幼稚園の先生は思わず爆笑してしまい、
 笑われたいとこはたいそう傷ついて、
 
「いぬになる」と書き直した。
 犬になる、と断言した事で
 また笑いそうになったけど我慢した、
 と先生は言ってました。
 (就職パーマ)

・あるレストランバーで
 インドあたりの人かなぁと思わせる
 外国人のスタッフがいました。
 おひやを頼むついでに聞いてみよう!と
 「すみません。お水を ふ・た・つ ください」
 と指をVサインにして はっきりとお願いしたら
 
「はい おひや ふたつですね」
 とても 流暢な日本語で 彼は答えました。
 「どこの国から 来たんですか?」とたずねたら
 「どこだと思います?」と
 そんなところも とても日本的でした。
  そんな 彼は バングラデシュ人でした。
 (トトゥ)

・4歳の息子に、
 クリスマスプレゼントに何が欲しいか聞くと、
 ふつうに
「かたつむり」とこたえた。
 (くう)
 
・子育て地蔵でみつけた絵馬に
 
「はずかしがりませんように」
 と書いてありました。かわいい。
 (うりっぺ)

・幼稚園で「大きくなったら何になりたい?」と
 聞かれた甥は「きりん」と答えました。
 それを聞いた親友の子が、
 
「おまえがきりんなら俺もきりんになる」
 と言った。
 (も)

・○○になりたい子どものメールを読んで
 友人の子どもの話を思い出しました。
 「大きくなったら何になりたい?」
 と大人に聞かれた保育園児の彼女、
 突如泣き出したそうです。
 どうしてかと思ったら、
 
「大きくなったら、
  何かにならないといけないの?」

 その話を聞いた私は、
 その子の感受性にいたく感動もし、
 大人は聞き方も考えなくてはいけないのだ、
 と学びました。
 (ブルー・メイ)

・デリバリー版で七夕の願い事を読んで、思い出しました。
 我が家の高2の息子は、少し毛深い。
 幼稚園の時、妙に悲しそうな声で腕を見せて、
 「ママ、僕はこんなにちっさいのに、
  こ〜んなに毛がいっぱい生えてるってことは、
  大きくなったら野獣になるの?」
 と聞いてきました。
 「少しだけ他の子よりは多い大人に
  なるかも知れないけど、野獣にはなれないよ」
 と答えておきました。
 その夏の幼稚園の七夕のお願い事は、
 
「早く立派なゴリラになりたい」でした。
 それを見た時は、絶句しました。
 わが子の事がわかんなくって・・・
 (こ)

・小さいころ、ドリフターズの大ファンでした。
 わたしの記憶にはないのですが、毎週土曜日に
 「大きくなったら志村けんとケッコンするの」
 と母親に言っていたそうです。
 ちなみに、妹は加藤茶とケッコンすると・・・。
 こんな姉妹、今年26歳と24歳です。えへへ。
 (いちご)
 
・「将来何になりたいか」なのですが3歳のA太くんは
 「ふっとい(太い)ネギ!」と力強く答えてくれました。
 どうして?って聞くと
 
「鍋には、ふっといネギとふっといウドンがいい」
 と、昨晩のごはんの説明を朗々としてくれました。
 (匿名のかた)

・親に教えてもらったのですが、
 わたしは子供のころ、大きくなったら、
 きりんになろうか、らくだになろうか、
 真剣に悩んでいたそうです。
 まわりのおとなに
 「きりんになるか、らくだになるか決まったー?」
 と笑いながら聞かれても、
 ますます真剣に悩んでおりました。
 そして、ある日やっと
 
「よし、らくだになろう」
 と決心がつき、
 晴れやかな気分で母に報告したそうです。
 いつ、らくだになるのをやめたのかは、
 残念ながら、おぼえていません。
 (くう)
 
・「おとなになったら」をよんでいて
 小学校1年のころ隣の席の男の子が、作文に
 
「白バイになります」
 と書いていたのを思い出した。
 (れい)

・近所の小学生の女の子が
 
「わたし、大きくなったらおばあちゃんになるんだ。
  だって、ナニもしないで楽そうじゃん」

 とお友だちに言ってるのを、目撃しました。
 彼女のおばあちゃん、おこるだろうなー。
 (のりごん)

・夜更かしが苦手な弟は、
 
「将来、鉄屋になりたくねぇ」
 と言っていた。
 彼の中では「鉄屋=夜更かしする職業」らしい。
 ・・・徹夜だよ!
 (ぽけけん)

・姪は幼稚園に入ったばかりの頃、
 「大きくなったらサッカーになる!」と言った。
 その弟は「消防自動車になる!」だった。
 (ひ)

・友人の息子さん(3才)に
 「大きくなったら何になるの?」
 とたずねたら、ちょっと考えて
 
「もうおおきいからなぁー」
 と言われた。
 (じょめ)

・中学3年生になる息子は、
 小さいころ、青空に揺れる干し物を見て、
 
「ぼくも、お洗濯になりたいなぁ」
 とつぶやいていました。
 (ね)

・息子は3歳の時に
 
「大きくなったら自動車の運転手になって、
  それからそのずーっとあと、
  クルマになるのか何になるのか考えるとこわいよ」

 と言っていた。
 ・・・くるまになるの?
 (ちびこ)

・わたしの娘の友達が遊びにきたときの会話で
 
「じゃ、俺カナブンでいいよ」
 と話していたのを思い出しました。
 (匿名)

・私が幼稚園の卒園を間近に控えた頃、
 先生が保護者向けのプリントで
 「子どもたちの将来の夢」を特集したことがあったんです。
 その「取材」のため、園児はひとりひとり、
 先生に呼ばれて教室の隅へ。
 私の番になり、先生のおきまりの質問、
 「おおきくなったら」に、
 ちょっと照れながら「かんごふさん」と答えつつ、
 一番仲良しだったHちゃんの欄を見ると「かたつむり」。
 えぇっ?と思いながら
 次に仲が良かったYちゃんの欄は「めだか」。
 Hちゃん、Yちゃん、そんなのなれないよ!
 と思いながらよく見ると、
 
男の子の欄にはのきなみ、
 「くじら」や「かぶとむし」が。

 あのショック・・・・・・。
 「はじめてのカルチャーショック」と呼ぶべきか。
 (S)


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「おまえがきりんなら俺もきりんになる」の、
わけのわからない友情が印象的ですっ。
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2002-04-01-MON

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