望月計男(もちづき・かずお)

昭和10年生まれ。
1年浪人後、多摩美術大学油画科に入学。
卒業後は芹沢銈介氏のもとに通い
型染めを学ぶ。
フーテンをやったりしながらも
30年シルク職人として、転々とする。
その後、銅版画を始める。
抽象や人物など10年くらい制作を続け、
2002年に銀座の養清堂画廊で個展を開催。
その後、モチーフとして動物を描き始める。
2013年、大田区鵜の木のギャラリー
「Hasu no hana」での展覧会「どうぶつたち」で
「謎の爺」として人気を博す。
同年、銀座のシロタ画廊でも発表。
「同じことをやりつづけたら駄目だ」と
現在は樹木モチーフや
小口木版に取り組みはじめている。