その3)「泣くんじゃないよ!!」と 言われ続けてきたことについて。 および「母親の論理」。 このページの下方に読者からのメールを紹介しています。
★ほぼ日より★ この連載、まず題名から惹かれました。 確かに、どこの母も一見まともそうなのに、 実際は奇妙なものですよね。(る・れくまさん) 変な母親はうちだけじゃなかったって、、、、 少しほっとしました。(み さん) 今は海外に住んでいるので、なかなか会えませんが このコーナーを読んで、 母との数々のエピソードを思い出し 会いたくなりました。(タイガーバームさん) これを読んでいると うちのお弁当は大したことなかったんだなと 思ってしまいます。(リョウコさん) ものすごい反響をいただいております! 今日もメールたくさん紹介しますね〜! 忘れもしない中学生のある日、 お弁当の御飯のど真ん中に さくらんぼが埋め込まれていました。 いくらスペースが無いとはいえ、梅干扱いはひどい。 初めて母にお弁当の内容で文句を言いました。 翌日、これで改善されたと思いきや、 今度はミニトマトが御飯の海に 埋没しているではありませんか! 根本的に何かが間違っているようです。 (る・れくま) (ほぼ日) 「赤ければいい」というものでもないんだけど なんか、うれしい気が。 役に立ちませんけどね、防腐剤としては。 皆さんのお弁当には、茶色とか白色とかって 『色』が存在していますよね。うちの場合『無色』です。 やけに軽いな〜〜〜と思いながらお弁当箱を開けると、 お弁当箱の半分は空でした。 帰宅後、母に聞くと 「入れるものが無かったんで入れなかった」 と悪ぶれる事も無く、 当然のように言ったウチの母。 まだ、びわだのなんだかんだと入っているだけ いいですよ〜〜〜〜〜〜。 (み) (りか) 白いお弁当で思い出しました。 二児の母であるわたしの先輩Sさんは 子供のお弁当に「そうめん」だけを 入れたことがあるそうです。 だしつゆは、いちおう、別に持たせて。 「固まってたら、水道であらって、 流しそうめんにするといいわよ〜〜!」 と言い切ったと。 きょうこさんおかんのハルオさんの クリームシチューごはん、常識です!!(笑) 私が保証します! そして、我が家もおかずは1品!(福太郎) ハルオさ〜ん、ご飯にシチューですよ!! 晩御飯がシチューだったらまよわず ご飯にかけちゃいます。(みみ@23歳) 「クリームシチュー掛けゴハン」。 これは正しいでしょ? クリームシチューに限らず、 ビーフストロガノフだって、ボルシチだって、 カレーライスみたいに盛って食べると、美味しいよ。 (波留) あの〜。 ウチのシチューは普通にカレーと同じ盛り方です。 ごはんの上にかけて出てきます・・・。 ホワイトシチューも当然。 グラタンもドリアもおかずの仲間です。 さすがにコレは納得いかなくて母に文句を言いましたが、 パスタやそば、うどんの時にも白いごはんが出るような、 そんな我が家の食卓なので諦めています。 (しましま) うちもそういうのよくありますよ!! 普通に、豪華だなあ〜って思って食べてました。 そんな私でも変だと思う献立があります。 スパゲティ+御飯。そば+御飯。 主食2って・・・おかずは?? (キコマン) (きょうこ) うっそーん。 “クリームシチュー御飯”に、 こんなに賛同者がいるなんて〜〜。 でも、このことは、ハルオには内緒にしておきましょう。 間違いなく、増長しますからね、ヤツあー。 ある日の弁当。 小さなタッパー2つあって、 1つは白いゴハン 1つは前日の夕飯のおでん一式! 全部おでん。玉子丸々。 友達はすごくビックリしていました。 またまたある日の妹のお弁当 ラップに包まれた白い物・・・。 「やったー。メロンだー!」 と声にだして喜んだ妹。 友人を目の前にラップを開いてみると それはスルメだった。 弁当にスルメ・・・。 あぁ、お母さん。あなたはなんて素晴らしい・・・。 そんなお弁当で育った私。 一人暮らしで働いている私。 自分のお弁当を作るようになりました。 ある朝すっごい面倒で 白ゴハンにお茶漬けの素だけ会社に持って行き、 会社でお茶漬けを食べたことがあります。 今思うと「パンでも買えよ・・」と恥ずかしくなります。 ひょっとして、私ってば、 すごいお母さんになれるかもしんない。 共働きで、家のことは手抜きばっかりしている母を ちゃんとしてない母親だと思ってました。 でも実際自分が働いてみて初めて気が付いたんです。 あれはあれで、立派なものだ。 働かなくても十分食べていけるのに、 「だって服がいっぱい欲しいだもん」と言って 55才を過ぎた今でも働く母を カワイイと思い、尊敬しています。 私もいつか結婚できて、子供が出来て、 お弁当を作るようになったらスッゴイのを作ってやろう。 子供からのクレーム大歓迎よ!! フフ。 ・・・結婚できたらの話ですけどね(泣) (リョウコ) (スガノ) そうなんですよねー。 子どもをもってはじめてわかったことなんですが、 子どもが小さいあいだにお母さんが働くことは、 かーーなりの根性を必要とします。 わたくしも、 「我が子には白い弁当だけは持たすまい」と心に決め、 息子のお弁当をつくるときは、電車の行き帰りで お弁当の設計図を描いておりますよ〜。 プランを立てないと料理が作れないこと自体に 才能のなさを感じますが・・・。 新しく始まった連載、 男の私でも非常におもしろいです。 私はいま自分の実家で、母と妻と同居しています。 毎日会社に持っていく弁当は基本的に妻が作ってくれて、 それはごく普通の弁当なんですが、 妻が忙しかったりすると、たまに母が作ることもあります。 で、そういうときに母としては 「たまにはこうして私も作っているんだぞ」 というのを知って欲しいらしく、 ご飯の部分に海苔ででっかく「母」と書いてあります。 最初に見たときは会社の机で倒れそうになりました。 わざわざそんな自己主張をしなくても、 母の弁当は「茶色い」からすぐわかるのに……。 (かるびん)) (スガノ) かわいい〜! お嫁さんがふたりいるみたいで うらやましいです。 うちの母も、わたしの夫をすごくかわいがっています。 実家に帰ると「どこの豚が食うねん!」というくらいの もてなしをいたします。 母の用意した山のような3度3度のおかずを 夫が少しでも残すと 「ハッハァーン。意外と食べへんのやなぁ・・・」 と、冷ややかな真顔で返すので、 実家に帰るたびどんどん体形を丸くさせていく夫が 不憫でなりません。
(まだまだあるけど、また次回!)
2002-11-29-FRI