大疑問・みんなでものしり。
10万人寄れば文殊の知恵。

タコのことは、誤解していたのかもしれない。

お待たせしました。darlingっす。
答えがなかなか集まらなかったよ。
だけど、メールはものすごくいっぱいもらったのね。
だけど、ひとつの疑問にずっとつきあってもいられない。
第一の疑問は、今日で「解決」しておこうと思います。
長くなるけど(約500行)、覚悟してね。
おもしろいから。

思い出しましょう。最初の疑問。
「タコは、
 体内にタウリンをたっぷり含んでいるので、
 スタミナがある」
という説は、ほんとうなのでしょうか?

さて、どんな怪答メールが来たかを紹介しましょう。

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◆これはタコではなく、牡蛎の間違いでは?
牡蛎にふくまれた タウリンの話は、
<目覚ましテレビ>の<走れ調査隊>の中で、
小学校低学年くらいの男の子が、
お父さんの飲んでいる強壮剤の中のタウリンが、
どんな物なのか?どうしても飲んでみたい!
と言う企画で放映していました。
そのお父さんが飲んでいる強壮剤は子供は飲めない、
ということで、牡蛎を煮出し、
その煮出した中にはタウリンがたくさん含まれているから。
と言うことで、その煮出し汁を飲ませた。
というのがありました。
落ちとしては、<まずい>ということだったと思います。

じゅんこ
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タコのことを訊いているのに、牡蛎にされちゃった。
「タウリン」には、ちょっと触れられてよかった。

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◆〔前略)
タコに言わせれば、「買い被らないでくれ」
といったところでしょうか?
僕は「あってどうする」という考えで
これからやっていこうと思っています。
すいませんでした。

長野県 平口秋夫(偽名) 22歳 学生(情報処理)
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ボケとしては好きだなぁ。
センスはいいよねぇ、答えになってないけどさ。

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◆タウリンを含んでいるかどうかは知りませんが
(ぢゃあ、だめぢゃん・・・)
どうしてこうも、成分がありがたくなったのでしょうね。
栄養成分表示されるようになってからだと思いますが・・・
子供によさげ・美容によさげ・健康によさげ・・・
<なんたらかんたら云々・・配合>ってなってたら、
買いますもん!
みのもんたに聞いたわけでも、
誰かが言ってたのを小耳に挟んだわけでもないのに、
買いますもん!

先日は、庭にいる蟻をなんとかしようと
ドラッグストアに行って、いろいろ見た結果
「蟻の巣コロリ」に決定しました!
だって・・・<強力フェロモン>が配合されてましたから。
叶姉妹でもいい気がするけど、とにかく効きそうで・・・

"さわさき"
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これも、答えじゃないよねぇ。
でも、いいの。アリンコ用「フェロモン」の話に
なにげなく叶を混入させるセンスが好きなのよ。
しかし、こんなのばっかりで、正解は来るのか?

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◆一度私は「たこ」を釣り上げたことがあります。
須磨でした。
水を入れたバケツに漂わせていたところ、
2時間後には絶命していました。
スタミナがあれば、バケツから逃げ出すはずです。
私の結論は「たこにはスタミナはない」です。

私のたこ知識]
1.たこは煮ると縮みます。
2.8本の足のうち、1本に生殖器があるそうです。
3.漫画でよく見かける「たこの口」は、
 本当の口ではないようです。
4.奈良県に生きたこを食べさせる店がありますが、
 なぜ奈良でわざわざたこの店をしているのかが
 わかりません。
5.ミミック・オクトパスというたこは、
 身体を変型させて「海へび」や「魚」に姿を変えます。

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もうっ!どこまでも拡散していくタコ話。
タコにスタミナはない、というのもなるほど。
オットセイが子だくさんだからって、
精力絶倫だって思われてるけど、
自由に子供をつくっていいというなら、
人間のほうがよっぽどたくさん子供つくれるよねぇ。
(ん?! これは、新しい考えだぞ)

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◆わたしは、短大で「栄養学」を学んだ者です。
〔中略)
たしか、「タコ」よりも「イカ」の方が
タウリンの含有量が多かったのでは?と言うこと。
私は、研究で「イカ」について、
クラスのみんなに発表しなければならない宿題を授かり、
いろんな参考書を見て調べた記憶があります。

それで、100グラムあたりで言えば、
タウリンの量はものすごいあって、
よく、精力剤のCM等で、
「タウリン1000ミリグラム配合」なんてのを聞く度、
「「イカ」食べてれば、疲れ知らずなのか?」
「「イカ」って、元気の素、なのかなあ?」
「みんな「イカ」を食べれば良いじゃないか!」
等と、思っていた記憶があります。

でも、未だかつて、私の知り合い関係でも、
「イカ」を食べて元気が回復した。
と言う話は聞いたことが無く、
「疲労回復」に「タウリン」という物質は有効であるが、
「タウリン」の過剰摂取が、
「疲労回復」又は、「元気になる」を促進するかどうかは、
私は実際に臨床実験をしていませんので、解りません。
精力剤って、その「精力剤」という文字から受ける
イメージが、自分の気力を高める結果の様な気もします。

あと、余談ですが、
「イカ」って漢字で書くと「烏賊」ですよね。
何故、「烏賊」(からす、の、ぞく)と書くのかと言うと、
大昔の、中国の故事で、
ある日、海面に魚を捕まえにやってきたカラスを
「イカ」が逆にカラスを捕食してしまった。
という話からきているそうで、
実際、「イカ」がカラスを食べる訳はないと思うのですが、
それを、「イカ」を指す言葉として
この漢字を当てはめてしまった、と言うことも、
それがそのまま日本に伝わって、
現在までこの漢字で通用する、と、いうのも
スゴイことだと思いませんか?

アンソニー
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なんだなんだ、イカのロマンに行っちゃったよ。
でも、おもしろいなぁ。烏賊の語源って。
他にも、タウリンはイカのほうが有名だよってメール多数。

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◆ファイトー!一発のキャッチでおなじみの
製薬会社の方に以前私もタウリンって何スカ?
と訊いてみたことがあります。

なんでもタコの表面についているヌルヌルに
タウリンが多く含まれているのだそうです。

それが一体、どうしてカラダにいいのか、とか
あのドリンク剤に入っているタウリンは
はたしてタコのヌルヌルから採取しているものなのか
の疑問には、つい聞きそびれてしまっております。

江東区のわた
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ぬるぬるがでてきたよ。
ぬるぬるなのかぁ。

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◆今のところわかったのは、
タウリンは「アミノエチルスルホン酸」と言うようです。
作用は脂肪からエネルギーを生み出す際に関与する。
(リポビタンDのページからみつけました)

元管理栄養士より
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ぬるぬる→アミノエスチルスルホン酸→脂肪からエネルギー
なんか、利口になったようなわからないような。
いつになったら質問の答えにたどり着くんだ?

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◆永六輔さんが昔出したLPレコードの中の
歌詞によりますと
タコとイカには痛覚がないそうです(痛みを感じない)
刺身にされて食べられても本人は気づいていない。

だから疲れていても感じないんじゃないか
と思うのですが。。。
こんなんじゃダメかなぁ。

こういち
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痛がらないから、スタミナがあると思われたってか。
そうねぇ。そういうこともありうるかもしれない。


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◆たこは、大変 謎が多く
生態がよくわかっていないのですが
タコ焼きは、おいしいですね。

・・・たこは、一日の八割を、
巣穴で寝て暮らすのだそうです。
しかし、獲物を捕獲する時は
かなり俊敏な動きをするそうです。
1メ−トルくらいの大きいたこは、
かなり締め付けるパワ−が強く、
ダイバ−からは要注意生物とされているそうです。

生態の分類も、あまりに数が多すぎて
研究が進んでないのがほとんどのようです。
さらに、毒をもつ種類もいて大変危険な生物らしいです。

・・・問題のスタミナの事ですが、
毒のないタコは獲物を、締め付けて捕獲するので
スタミナがある種類が多いそうです。

・・・毒をもつ種類のタコは、
獲物を捕獲する際毒を用いて、獲物を捕食するので
あまり体力を使いません。

どうやら、体が大きく毒を持ってない種類は
スタミナが、あるようです。

みんなで、ものしりっ!
てじなちゃん!(2)でした。
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ダイバーから怖れられているというくらい力は強いのね。
だいたい、海のなかのことって、
よくわかってないことが多いみたいですねぇ。

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◆タコには各種ミネラルや
「ビタミンE」が含まれています。
が、糸井さんのおっしゃる「スタミナ」の素は
やっぱり「タウリン」と「たんぱく質」。
どちらも豊富に入ってるんですね。

タウリンは肝臓の機能を高めるそうです。
あと、鬱血性心不全や、気管支喘息を改善、
視力回復にも役立つそうです。
軟体動物の中でもタコのタウリン含有量はトップです。
ワタクシゴトですが、以前、くも膜下で入院していたとき
後半、クスリに負けて肝機能障害を起こしました。
そのとき
「スタミナが音を立てて抜け落ちる」感じがしました。
肝臓って、スタミナ発動機なんですね。

以上、
「法研」刊 小池すみこ著『体に効く魚』を
参考にしました。

さかい
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タコは栄養が豊富ってことは、だんだん理解してきた。
肝臓にいいということもわかってきた。
ありがたいといえばありがたい。

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◆蛸は吸い付くとしつこくなかなか離さないところに
スタミナがあると思うが、その源はスミでは?
スミを吐いて敵から逃れると急速に弱るのでは?
最も、スミがタウリンの素なのかは知らないが;

タコチュウより
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たぶん、これ、大外しだと思うけれど、
なんか程よい「天然風味」が郷愁をさえ誘うんだよねぇ。

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◆「蛸研究会のホームページ」を見て
解答を探してみました。
このHPは、タコがメインテーマの本格的なページで、
タコ好きの様々な方が集まって、ページ構成されてます。

実は、そこでも良く分からなかったんです。

でも、そこでの「蛸クイズ」やってみて、
タコの体にはタウリンがたくさん含まれていることと、
タウリンは血液中のコレステロール低下作用がある
ということは判明しました。
しかし後半の、「だからスタミナがある」
とまでは書いてありません。

そこで、疑問受け付けのコーナーで、
ダーリンが提出した疑問を私がメールで聞きました。
また回答があればお知らせします。

因みに「蛸研」HPのウラルはこれです↓

http://www2s.biglobe.ne.jp/~KAZU_A  

では。

兵庫県:さっちゃん
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「タコ好き」って、やっぱりいたんだねー。
蛸研、かぁ。すごいなぁ、世界の広さって。
ところで、URLって「ウラル」って言うのか?

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「はぶ棒」の鳥飼です。
タコのスタミナについて考えてみました。

タコはタウリンを多く含んでいる。これは正しい。
タウリンには肝機能を向上させたり、心機能を強化したり、
視力を回復させたりする働きがある。これも正しい。
だからといって、
タコにスタミナがあるかとなると疑問です。

タコにスタミナがあるのならば
同じようにタウリン豊富なイカだって
元気一杯なはずですし、
体重あたりの含有量がもっと多いカツオやアジは
はちきれんばかりに元気があまっているはずなのです。
しかしアジがサンマやサバより
スタミナ十分とは思えません。
ヒトにとっては有益なタウリンも、
最初から持っている生物にとっては
それが常態なのでしょう。

そもそもタコにスタミナがあるという話自体が
まゆつばもの。
タコの寿命がとりわけ長いわけでもなければ、
タコが他に抜きん出て精力絶倫だ
というわけでもありません。
なんでもバリバリ食べる反面、
いろんな生き物から狙われる。
普段は穴の中に棲んでいて、驚くと墨を吐いて逃げる
臆病な動物――せいぜい海の食物連鎖の
中間管理職という役どころ。
わたしにはどうしても
タコにスタミナがあるとは思えません。
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わーい。『ハブの棒使い』の鳥飼さんだぁ。
小説もそう感じたけれど
教養があるって、娯楽にも便利だなぁ。
タコにスタミナはない、ということでしょうかね。

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◆たこ問題で ちょっと気になる疑問が〜〜
”タウリン”は何物?
赤ちゃんの粉ミルクから目薬まで入っていますが・・・

"Miyao"
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そうか。そんなに入っているのか、タウリン大活躍時代!

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◆タコの事は知りませぬが、
似た所でイカのスルメの
表面の白い粉はタウリンだと
聞いたことがありますぜ。

Kenichi Hirata  
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それも、知りました。この情報も多かったけれど、
あの粉がねぇ・・・。

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◆タウリン1000mgで
隕石や津波を蹴って割るのですから、
おそらくタコのスタミナはわれわれの想像を
遥かに上回るのだと思います。
しかし彼らにはK-1出場などの野望もないために、
静かに食卓に並ぶのでしょう。たぶん。

白井正人
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これは「タウリン1000ミリグラム」の
「エスカップ」のCMから想像したらしい。

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◆グリコキャラメルにグリコーゲンがあっても,
キャラメル自体が300m走れるわけではない。

(カズ)
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タコにスタミナがあるわけじゃない説の雄か!

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◆ 来月の暦には、半夏生(はんげしょう)があります。
今までは、あまり知られていなかったのですが、
関西方面では、半夏生に
タコを食べるという風習がある事が、
生活雑学系のテレビ番組の紹介で、
少しずつ知られるようになってきました。

半夏生というのは、夏至から11日目にあたる日の事です。
地域毎に諸説がありますが、
共通する内容としては、夏至から11日目のこの日は、
稲穂の生育に一番大切な日なので、
たこの足の吸盤のように、
プクプクと実った稲穂になる事を願って、
たこを食べる習慣が出来た、という話があります。

また、別の説では、半夏生には
神様がある種の毒を撒くので、
毒消しの作用のあるタコを食べるようになった
という話もあるのですが、
実は、梅雨の真っ只中でもある時期ですので、
現在よりもはるかに激しい農作業をする人にとっては、
梅雨明け後の暑い日差しの中での作業に備えて、
体力を充電する必要がありました。
 そこで、タウリンの豊富なタコを食べて
(昔は、タウリンという名前さえ
 知られていなかったと思いますが…)
栄養補給をしましょうという生活の知恵として
伝承されてきたようです。

タコに動脈硬化の予防や、疲労回復の効果がある事が、
長年の食生活で、実証されていたからこそ出た、
半夏生=タコを食べるという風習なので、
現代でも有効と考えられているのかも知れませんが、
何よりも土用の丑と同じように商品拡販のネタとして、
今後は更に「半夏生にはタコ」として
宣伝される事でしょう。

ちなみに、味の点では、
夏のタコは一番不味い時期にあたるというのが、
大方のプロの評価のようです。
産卵時期と重なって、
栄養分が全部、卵の方に行ってしまっている
という要因もありますし、
タコは真水が大嫌いなので、大雨によって増水した
川の水が、大量に流れ込む時期には、
衰弱した状態になっていますので、
美味しいタコを望むのは無理だというのが、
その理由です。

逆に、梅雨から夏のタコは
柔らかくて美味しいという意見もありますので
食べた人の評価次第かも知れませんけどね。

実際、市販のタコの80%以上はアフリカ産なので、
逆に味は安定していて
特に大きな問題は無いのかも知れません。
アフリカ産と、国内産を比較する場合は、
吸盤の中の色を見て、
小豆色に色がついていれば近海ものの国内産で、
白い場合は、アフリカ方面からの輸入品と区別が出来ます。

きいろ
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ぼくらは、もう、タコ博士と言っていいくらいだ。
タコのうんちくは、もう5キログラムくらい仕入れた!

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◆僕の知ってる範囲では、
寿命約1年といわれるタコに
スタミナがあるかどうかはともかく
(スタミナがあるかどうかは相対的なものだと想います。
俺のかみさんは俺よりスタミナある・・・とか、
君のハンディカムは俺よりスタミナがある・・・とか、
比較の問題ではないでしょうか)、
タコにタウリンがたっぷり含まれてるのは確かな事実です。
1番サザエ、2番甲イカ、3番カキ、4番マグロの皿合肉、
そして5番目がマダコです。
タウリンは基本的に
陸上の動植物には必要のないアミノ酸です。
(必要ないが存在している)
でも、海の棲息する生き物たちには
<絶対必要不可欠>な遊離アミノ酸の一種です
(正確にはアミノ酸の最終代謝産物らしいですが
最終代謝産物ってなんなのかはよくわかりません)。
なぜなら、タウリンは海水と戦うための
<侵透圧の調整>という重要な役目を
果たしているからです。
いわば、塩分と仲良くしていくための防波堤ですね。
タウリンはヒトの体内では生成できませんが、
血液中のコレステロールを低下させる等
さまざまな良い効能があるとわかってきたので、
栄養ドリンクやサプリメントととして
商品化されているのは誰もが気づいているでしょう。
不思議なのは猫にとってタウリンは必須の栄養素だ
という事実です。
魚好きだからタウリンが含まれているのか、
進化の過程で海に棲んでた時期があるのか。
僕の方が是非とも知りたいくらいです。

最初のスタミナ問題に戻りますが、
タコにスタミナがあるという仮説は、
僕の推理ではタコがアラベスクというより
グロテスクな奇怪なルックスのせいで生まれた
さまざまな『大ダコ伝説』から醸成された
パワフルなイメージにあるのではないでしょうか。
または、朝食からいきなり大好物のエビやカニを
むしゃむしゃ食べてるらしいので
栄養満点なイメージが漁師からたくさん報告され
広まっていったのではないか。そう考えています。

≪マツモトハジメ≫
________________________________________

おおお、もう、これで、この話は終わりにしよう。
だって、いいじゃん。このくらい知れば。
総合的に読者が判断してくれれば、いい。

つまり、タコにはタウリンが含まれている。
タウリンは、人間の身体に有効なものだ。
そして、そのタウリンが多いからと言って
本人(っていうかタコ)に
スタミナがあるわけじゃない。
そういうイメージは、いろんな理由で、
人間が勝手につくりあげたものである、と。
こういうことで、タコ問題を終わりにします。

じゃ、次の大疑問に移ります。
これも、ゆっくり答えを待ちましょう。
だいたい、気軽にはじめたこの企画、
編集作業がおおごとで、なかなか頻繁に更新できないんだ。

さ、行くよ!

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これは私が幼い頃に
たぶんNHKの番組でやってたことなんですが、
ニワトリに赤色や青色の色素の入ったエサを食べさせると、
タマゴの黄身?の色が
その色(つまり赤身や青身)になるらしいです。
これはホントらしいです。問題は次です。

その番組では
「じゃあ何色ものエサを食べさせたらどうなるんでしょう」
みたいなことをやってて、
実際にニワトリに七色のエサを食べさせて
タマゴを産ませて
そのタマゴをゆでタマゴにしていました。

で、そのタマゴを真っ二つに切ってみると
そこにはなんときれいな
七色のストライプのタマゴの黄身??があったのです。
たしかに。いやたぶん。

これってホントなんでしょうか?
それとも私の思い違いなんでしょうか?
友人や研究室の面々に言っても信じてもらえず、
ホラ吹き呼ばわりされてます。
私の研究室内での地位向上のためにも
10万人の方々のご協力をお願いしたいと思います。

では、また。

P.S. 他にも
「昆布のダシは海水には出てしまわないのか?」
ということも気になります。
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つまり、疑問は、
「ニワトリに七色のエサを食べさせたら、
 卵黄部分が七色のストライプになるのか?」

ということでいいですね。

ついでのようですが、
「昆布のダシは海水には出てしまわないのか?」
のお答えも募集します。個人的に興味があったので。

ちなみに、こんどの「疑問人」は、
某大学大学院自然科学研究科物質化学専攻
生物化学研究室の大学院生の方でした。
なんか、自分じゃわかんないのかい、って気もするけど。
おもしろいから、いいよね。

では、しばらくしたらまた会いましょう!

疑問、解答ともに、メールで、
gimon@1101.com
までお寄せ下さい。
タイトルに必ず「みんなでものしり」と記してくださいね。
さらに、疑問のメールには「疑問」の二文字を、
お答えのメールには「解答」の二文字を記していただく
と、
ぼくが、編集するときにとてもラクになります。

darlingでした。

2001-06-22-FRI
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