大疑問・みんなでものしり。 10万人寄れば文殊の知恵。 |
答えにならなくても、答えだよ。 『人が、夏に愛しあおうとする』理由。 ほぼにちわ。darlingです。 科学的に答えやすい問題には、 同じ答えが返ってくるし、 他のサイトでいちど掲載されたことがあったりする。 科学でスパッと割りきれない問題には、 これまた、同じ『想像』が返ってくるし、 これが答えだ、とは言いにくいものが多くなる。 にゃかにゃか、むつかしーものですのー。 今日は、このメールが起点になります。 ■夏=恋の季節 っていうイメージがありますけれど 何故なのでしょう。 気温と関係があるのでしょうか。 かといって、暑すぎてもダメなような気がします。 疑問:夏=恋の季節っていうイメージ 1. これは何故か? 2. 万国共通のイメージなのか? 3. 気温と関係があるのか? 4. だとしたら何度くらいが適温なのか? しょーもない疑問ですが よろしくおねがいします。 Hiroko さてさて、こういう問題に、どんな答えがくるのでしょう。 質問が多すぎるので、 この1〜4ぜんぶに答えてくる律義なメールは 少ないでしょうねぇ。 主に、1についてのメールが、多かったようです。 ずばり(みんな同じ答えだろうけど) 夏休みがあるからです。 ひまだからやることないわ、 旅行に行ったら普段と違う環境に開放感わきわきだわ、 思春期だからやる気満々のエネルギーがほとばしってるわ、 夏のお嬢さんはビキニがとっても似合うわ ってところでしょうか。 また、旅行にも関係ありますが 図書館行ったりアルバイトしたりと 普段と違う環境にいることで、 人と出会う確率もおのずと高くなりますよね。 そしてアバンチュールだとか一夏の恋とか 色んなコピーとか(おいおい)の刷込もあって エンジン爆裂になると思います。 (スキー場ラブも似てるね) 冬に比べて「この夏の自分」を演出する小道具が てんこもりですよね。 サングラス、サザン、ビーチ、まぶしい太陽、あぁ。 皆さんも心の鍵を甘くしてませんか?ご用心。 いちき こういうふうに、考えますよね、みんな。 その言い方に、 人それぞれの個性があっておもしろいんですが。 筋肉少女帯の『元祖高木ブー伝説』に、 こんな一節があります。 ♪春にきみと出会い ♪夏にきみと愛し ♪秋にきみと別れ ♪冬は一人ぼっちになった(うろ覚えです) 夏に限定せず四季を通して考えてみると、 出会いの季節・春に知り合った人のなかに 好きな人がみつかるタイミングが ちょうど夏だった、ということが多いから 夏=恋のイメージができたのでしょう。 今年こそはイメージどおりの夏でありますように。 酒井健志 これ、出会いは春って意見でしたね。 日本の春には『新人』『新入生』『席替え』『クラス替え』 『転勤』『移動』なんて単語がごろごろ転がってますから、 新しい出会いの確率は大きいですよね。 それが、夏に実を結ぶって説ですね。 もっと、探そう。 夏は恋の季節についての疑問について、 解答させて頂きます。 1.何故か 恋した人間は最後に体を求め合うってのは 自然の行動ですよね。 つまり夏は、暑くて肌の露出が多くなり 「その行為」を連想しやすくなるから ではないでしょうか。 夏は目の前のニンジン(女性)に向って猛進していく 馬(すなわち男)が増加するのです。 2.万国共通か? 3.気温と関係があるのか? 1.の解答と関連し、やはり暑いことが条件でしょう。 例えば日本人は、 ハワイに行ったりすると恋がしたくなりますが、 ロシアに行っても恋がしたくはならないと思います。 ただし、ハワイの人はいつも夏だから、 急に恋したくなったりしないでしょう。 つまり万国共通のイメージではないと思います。 4.何度が適温か? ずばり脱ぎたくなる温度以上です。 【ペン太郎@横濱】 こういう、4つの疑問にキッチリ答えようとしてくれた マジメな人だっていたんです。 内容がマジメとは限らないけれどね。 ハワイの人は、夏だからって急に恋したくならない。 だいたい、夏なんて概念があるのかね、住人に。 英語に『サマー』ってあるんだから、 夏の概念そのものがないとは言えないでしょうけれど。 あと、ついでに思いついたんだけど、 「薄着になる→異性を求める」って、当たり前のように みんな思ってるようだけれど、 もともと裸に近いような生活している人たちが、 いつも欲情しているわけじゃないでしょう? おそらく「薄着」に「なる」っていう、 「なる」の部分にエロチシズムの素があるんでしょうね。 そんなことを考えていたら・・・発見。 女性も答えを寄せてくださっていたようです。 どーも。犬神@非加熱大学生です。 乏しい知識で申し訳無いですが、私なりにお答えをば。 夏…それは露出の増える季節! 老いも若きも男も女も、薄着になる! 殊に、 男性は女性の身体のラインを見ると瞳孔が拡大するなど 視覚的要素で恋に落ちるそうですから、 「夏=男のサカリ」と考えた方が 妥当なのではないでしょうか。 これも「夏=男のサカリ」系統ですが… 外気温低いと、アレが縮んじゃって役立たずになるそうで。 (BYウチの弟) 逆に、外気温が高いと活動が活発になって 「たまる」のが早いそうで。 (BYウチの彼) するとまぁ、自然と性欲が強くなるようで。 (BY推測) …そんなところでしょうか。 あぁ恥ずかしいっ。 嫁入り前のお嬢さんが送るメールとは思えないわっ。 でわ。 非加熱大学生 犬神 晶 フィールドワークというか、 しゅ、取材しているというところが、せ、誠実ですよね。 おそらく、疑問を持って投稿してくれたHiroko さんは、 もうちょっと、このしょうもない疑問について、 脳生理学とか、文化人類学とかを背景にした くそまじめな答えが読みたかったのだと思いますが、 現在の「ほぼ日」では、以上のようなあいまいな 世間話でお茶を濁すのがせいいっぱいだったようです。 わはは、この企画も、もはや風前の灯火でしょうか。 しかし、もう少し踏ん張ってみましょう。 次の疑問は、これです! 今回は、簡単と言えば簡単。 知らない人には答えようがないんだけど、 知ってる人なら、かるく答えられちゃう。 特に、天文学系の院生の方とか宇宙マニアの方には、 エエカッコする大チャンスでんがな。 アポロが月面着陸を果たしたのが、1970年ころ。 テレビで着陸の様子を なんども放送していたのを見た記憶があります。 (宇宙飛行士の3人の名前なんて、いまだに憶えてます) しかし、わたしが見たのは 「月面に、ハタハタとなびく国旗を立てている」 というもの。 そういう記憶なのです。 大人になっても、自分が見たのは 「風になびく国旗を月面に立てていた宇宙飛行士」と 信じていたのですが、 ある日のテレビで北野武氏が 「宇宙空間は真空状態だから、風は吹かねぇんだ」 といわれ初めて自分の記憶に疑問を持ちました。 自分の見た映像の中で、国旗ははためいていたのかどうか。 その後、確かめようとなんども月面着陸の映像が 放送される度にチェックしたのですが、 なぜか静止画像か写真ばかり。 これでは確認ができません。 わたしの記憶違いなのか、 それとも国旗は風に揺れていたのか? 気になって、気になって・・・ もし、風になびいていたとしたら、 あの歴史的な映像は何だったんだ? 月面ではなかった? 「んなわきゃ無い」と思いつつ、 もしかしてと心は揺れます。 どなたか、この疑問に あっさりとケリを付けていただけませんか? えっち後屋おのべぃ 『アポロ11号の月面映像で、 アメリカ国旗は風になびいていたのか?』 これが、疑問ですね。 なにせ、アポロ月着陸には、さまざまな陰謀説などもあり、 そのあたりについて余計なことを言ってくれる方の メールなども、薬味としては読んでみたいところ。 どうぞ、よろしくでございます。 いままで「お答え」のことを「解答」と表記してきましたが 「回答」のほうが適切ではないかとご指摘を受けました。 そういえばそうか、とも思ったのですが、 どうもこれも心にフィットしないので、 「快答」という造語で対応することにしました。 『大疑問・みんなでものしり』 疑問、快答ともに、メールで、 gimon@1101.com までお寄せ下さい。 タイトルに必ず 「みんなでものしり」と記してくださいね。 さらに、新しい疑問のメールには「疑問」の二文字を、 お答えのメールには「快答」の二文字を記していただくと、 ぼくが、編集するときにとてもラクになります。 |
2001-07-29-SUN
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