ジャルジャルがどんなふうにおもしろいのか?
いったいどんな系統のお笑いなのか?
11月22日のライブ中継本番を前に、
ここで予習をしておきたいと思います。
センセイとなってくれそうな人‥‥といえば、
そうです、若槻千夏さんです!
そもそも糸井重里がジャルジャルを知ったのは
若槻千夏さんがブログ
「マーボー豆腐は飲み物です。」で、
ジャルジャルを勧めていたことが
きっかけだったんですよ。





ジャルジャルの、全力でやる芸が、若槻さんは大好き。

無言でしつこくひったくりするネタがある。
お互いの手を食べあうネタもある。
一方、ドラマ仕立ての、長いネタもある。

ネタはコンビふたりで考えているようだ。

おならの止まらない生徒が出てくるネタでは、
客の前で延々とおならを出しつづける。
ふつうに考えて、おならしつづけることに対する
客の反応というものは、まったく予想できないだろう。
しかし、それを堂々とステージに持ち込んで
大爆笑させる。これは、あのふたりの力だ。

まずはなんだか不思議なネタが多そう、
ということが、わかりました。
しかし、まだ想像がつきません。
明日も、このつづきのお話をお伝えします。

では、ひきつづきまして、
当ほぼ日月光座支配人の
糸井重里に訊いてみることにします。





「ほぼ日」で、ジャルジャルのライブ生中継を
やることになりました。
うれしいです。

僕がジャルジャルを知ったきっかけは
若槻千夏さんがブログで
「すごくおもしろい!」とほめていたこと。
「そんなに言うなら」と思って(笑)、
観てみたらおもしろかったんです。

最近は、扮装して出てきて
笑いを期待させるパターンの
漫才なりコントなりが増えているけど、
ジャルジャルのふたりは、
ほとんど、ふつうの男の子のような雰囲気で
ステージに出てきます。
初っぱなからキャラクターで引っ張って
期待を盛り上げることは、
あんまりないんじゃないかな。

決まったキャラクター設定だと、
世に出ていくのも簡単だし、
忘れられちゃうのも簡単でしょう。
でもそれはそれで、客は、たのしめばいいです。
どっちがどうということは、わからない。
これはどんな仕事だって同じです。
みんな「自分」ですよ。
小説家は、次の小説がおもしろくなかったら
しょうがない。
もう読んでもらえないのですから。
厳しい、すごい経験をしている人たちの、
ある瞬間を
客としてちゃんと観ていたい、とは思うんです。


支配人・糸井の話も、明日へつづきます。

生中継のくわしい案内、
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こちらをごらんくださいね。

2007-11-19-MON