第20章 ゆっくりまいりましょう日記(2)
前回も書いたけれど、
植物とか、家事とか、
ぼくらの毎日に欠けているビタミンみたいなものが、
この80歳の日記にあるのが、
みんなが読んでくれている理由なのかもしれない。
10月22日PM3・30気温20c--湿度54%
毎日使っている椅子のお布団が藍染めなので
何となく寒い様な侘びしい様な気がするので,
2日ほど前にカ-テンのすこし使つたのを洗つて
ミシンをほどいてアイロンをかけておいたのを
椅子の布団にする事にしたので
今日こそ作り上げてしまう事にした。
有り合わせの生地なので6枚作るのに苦心して
どうにか出来た。
やつと「冬の態勢」になツた。
まだ「床」にワックスをかけて磨かなければとか
お天気が悪かつたのでガラスも拭いて無いし・・・・。
考えると[imac]君と遊んでいられない程忙しいの。
デモ,気候も良いし頑張ろう----。
相変らず何を食べても美味しくて
3食とも待どうしいくらい。
なんと幸せなんでしょう。
10月23日PM3・30気温22c--湿度52%
いよいよ我が家のエア-サイクルの
冬態勢の効果が現れてきた様です。
外気より家の中の方が温度が高くなる。
今日は「木枯らし」の様な風が吹き
お洗濯物が飛んだりした。
寒くは無いが----。
日記を送ると何日まで済みと
ずつと書いておいたわけなのに
10/4の次が10/15〜10/17まで
南波先生に「添付で送信」になつているのです。
10日間も抜かしていたのでした。
石野さんが土曜日なのでお昼に帰る時寄ってくれたので,
2人して「そうだつたのね-」と呆れ,慌てて「送信した」。
『ほぼ日』編集長もなんで後が来ないのかと
思つていたでしょうね。
失礼しました。呆れているでしょうね?
80代らしくなつてきたナ----。ですね。うふふ。
今(PM9・00)カ-テンを開けてみたところ
素晴らしいまん丸の「月」と
その東の方に大きいのと小さい「星」が輝いていました。
10月24日3・30気温18c--湿度43%
昨夜コスモスの花を戴いたので,今朝花瓶に活けた。
秋の気分がして気持ちが落着く・・・。
2.年ほど前の「誕生日」に
ハイビスカスの鉢植えの花が
夏より大きな真赤花を咲かせた。
思わず玄関のポ-チの「臼の」中に飾つた。
誇らしそうに・・・。
作年戴いたシクラメンも一本だけ蕾が大きくなつてきて
葉も沢山出ていて素晴らしい。
その後寒くなってから
花の鉢を夕方から家の中に入れるのに,
この春食器戸棚をその辺に入れたので
室内が狭くなつたので6個ばかり載せる様な
高くて場所を取らない様な台を買いたいとおもつて
「新規開店の家具屋で見て来る」と紀子に話したところ
「小さい鉢ばかりでは無いので載らないから
考えた方が良いと思う」と,
もつともな事を言われ思いとどまつたが,
春先になつて「真白な花」を健気に3回も咲かせた
「アマリリス」や,春には綺麗に葉が赤くなる
「ポインセチア」の姿が目に浮かび
ポロポロ涙が出て泣いてしまつた。
「涙」なんて10年ぶりに出た様な気がする。
自分で丹誠したのが立派になると
こんなに感激するのかしら???。
10月25日(月)PM3・30気温20c--湿度43%
労働日--お天気最高。
夏が永かつたので,網戸に雨がかかつたり埃になつたりで,
物凄く汚いと思いながら我慢していたが
今日こそやるぞ---。となり,南と東のだけ網戸を洗つた。
紀子が厚い板と車(キャ-リ-)を買つて来て
花の台が出来た。鉢が5個載せられたので
後は出窓やワゴンに置けば-------一件落着。
夕方コスモスを沢山戴いたので
15年ほど前に「九州」へ行つた時,
山一面コスモスで皆が大喜びした事が思い出された。
まだあの頃は今の様にあちこちでは
コスモス畑など見られない頃で---
子供のように走り回ツた。
コスモスを見るとあの時の情景が目に浮ぶ!
10月26日(火)PM3・30気温21c--湿度48%
又今日も良いお天気なので作日の続きで北側の網戸洗い。
窓等で小さくて面倒だつた。
それから庭の草や落葉を「竹の熊手」でガリガリ集めたり,
「水仙」の球根の残りを少し植えたりして
ちょっぴり疲れた。
でも最良の労働日和で気持ち良かった。
その後コンピュ-タ-の「教本」を見ないでも解かるように
自分流の「打ち方」の手順を「imac]君で打って
プリンタ-で「印刷」して持つ事にしたので
今日は「印刷をする方法」を打った。
「送信」「添付で送信」「前に記録してあるものを
コピ-してメ-ル送信」を作ってあるので
『初等科』の第一歩のが「本」を見ないでも
出来ると思います。
そうですか。
10年ぶりに泣きましたか。
泣くのは身体にもいいような気がするので、
これからもじゃんじゃん泣いてやりましょうや。
(また、数日後につづくです)
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