80's
80代からのインターネット入門。
前橋の母Aが、Eメールで原稿を
送ってくるまでの物語。

第20章 ゆっくりまいりましょう日記(3)

「食運」という言葉は、
もともとあるのかないのか、ぼくは知らなかったけれど
「食」にツイてる人と、ツイてない人って、
たしかにいますよねぇ。


10月27日(水)PM3・30気温18c--湿度53%

作日の天気とがらりとかわり今日は1日中雨になった。
少し寒いくらいで呆れてしまいます。
鉢植えの枯れ葉や,混んでる葉等切つたり
のんびり整理等した。
外へ出られないのでやりたい事は何も出来ないで終わつた。
kuさんから「和歌」の様なひねつたメ-ルが来た。
3句目ですが皆とても可笑しくて笑つちゃいます。
せいぜいこの「和歌を続ける様に」と
メ-ルで「激励」しました。


10月28日PM3・30気温28c--湿度52%

またまた思いがけなく素晴らしい良いお天気になつた。
が----お仕事の日。
気分「良好」で初美さんのおかあさんと楽しくやりました。
お昼には,蓮の葉の中の蒸し御飯や
紀子の特性の「あんみつ」もあり
私や初美さんのお母さんは懐かしく昔を偲んでいました。
雪江さんが作つてもつて来てくれた「けんちん汁」も有り
何時もは初美先生の
スペインやイタリ-や中華風のが多いのですが---。
私は「栄養満点」の生活で
更に例の「餌」もあり,元気なのは当たり前ですね。
『戦争』を2度も知つている私は
「食べること」には今まであまり感心が無い方でしたが
まさかこんなに『食運』があつたとは思いませんでした。
相変らず例のパテオで・・・。


10月29日(金)PM3・30気温23c--48%

秋らしい良い天気になりお洗濯したタオルケツトを
重たいのでワンツ-スリ-で声をかけながら
「竿」に掛けたトタン「竿」の真ん中から
ポキンと折れてしまった。
鉄パイプにビニ-ルカバ-の普通のもので
6年も使つたのでやむを得ないが
私がこの若さで思わず重たいタオルケツトを
ハツと受け止めた。よごれないで済んだ。うふふ。
自慢そう・・・ですね。


「ハッと受け止めた」のは、自慢していいと思います。
ぼくも、そういう自慢があります。
子供が小さいとき、
橋の上からいままさに池に落ちると
いう瞬間の彼女の手をつかまえたことがあります。
おさるの手をつないだおもちゃみたいになりました。

(また、数日後につづきます)

1999-11-28-SUN

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