第21章 冬のきざし日記(4)
いよいよ、きざしというよりは、冬だ。
兆しを感じたときには、もう本番だんだよね、冬って。
寒いってのは、やせた人間にはこたえるんだよね。
あ、ふとってても寒いものは寒いか。
いや、ちょっと体感温度はちがうよなぁ。
11月26日PM3・30気温18c--湿度57%
木の葉がやっと紅葉してきたのに「木枯らし」が吹き
どんどん綺麗な葉が落ちてしまう。
この間から「抜いた歯」の上に又歯の芽の様なのが
出て入れ歯に当たり物が食べにくいので
2000年1/29からの「餌」の事もあるし
寒くなると通うのも大変になると思うので朝から
「歯医者」へいった。
うまい具合に出来た。
これで「餌」に向かってまっしぐら・・・。
11月27日(土)PM3・30気温16c--57%
昨日は前に住んで居た街の掛かり付けの
「歯医者さん」へ行き,其の辺りがすつかり
変わりびっくりした。
旧道(武家時代の道)の両側の
「藁葺き屋根の家が近代建築の「展示場」の様になり
まるで新興住宅地の様になつていた。
少し南の方に「利根川」を西に渡る橋が架かり
すべてが近代的になった。
そして「北」に「赤城山」西に「榛名山」が
手にとる様に見え改めて感動した。
今住んでいる処より2キロ程「北」なのに,
こんなに山が良く見えるものかと驚いた。
さて---今日もよい天気で落着かない日だった。
近くのス-パ-の「広告」でイスラエル産のスイ-テイが
2個100円(土.日のみ)開店早々に買ってきた。
自分で好きな物なのでサッサと。今夜はこの青い皮を
入れたお風呂に入るのが楽しみ・・・。
とても良い香りで良く温まるし!
午後3時過ぎに南波先生のお母さんが
隣に買い物に来たので私の「顔」を見にお寄りになった。
見せたい「顔」でも無いが------ふふふ-----。
11月28日(日)PM3・30気温18c--湿度56%
早く目が覚めたので(AM4・20)ベッドで,
ぐずぐずして居たが養命酒を何時ものように
(朝方,目が覚めてトイレに起きた時)
定量より多めに(一日に3回と書いてあるが元気な私で,
しかも小柄なので,朝1回にしている。
もう4年半くらい続いている)
飲み冷蔵庫に「根昆布」を1夜入れて置いた水を飲み
「養命酒」の変な「味」を消す。
その冷たくなつた水を楽しみに飲んでいる。
それからスト-ブを細めにつけ,
またベッドヘ入り5時からテレビを付けて
天気予報など見たりしてから6時半頃起きた。
昨日夕方「床」に雑巾掛けをしたので
今朝は棚など拭いてお花の水を替えただけ。
初美さんと紀子は「市のバドミントン大会」へ出かけた。
今(5時)帰って来た。「どうだった?」と
紀子に聞いたら初美・紀子組で勝った。
------との事(初美さんは,まだ始めてなのに)凄いな---。
何をしても器用だから。外は真暗になり,静に暮れた。
台所の窓からメガネ屋の赤いメガネの
ネオンが澄んだ空に輝いて見える。!!!。
「冬の兆し」が,迫って来る様だ。
「冬の空は、空気がきれいなんさねぇ」と、
上州弁で、こういうふうに語るわけです。地元では。
そんなことないか?
(さらにさらに、この日記はあと一回分あるのでつづく)
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