よみものもたくさん。
伊藤まさこさんと「ほぼ日」がつくる
あたらしいお店、「weeksdays」(ウィークスデイズ)。
じっさいに販売をスタートするのは
7月19日(木)午前11時、ですが、
それまでのあいだ、すこしずつ、
このお店でどんなもの・ことを展開していくのか、
伊藤さんと「ほぼ日」が
どんなたのしいことを考えているのかを
お伝えしていこうと思います。
そうそうここは「もの」を
販売する場所ではありますけれど、
ものにまつわるよみものも、準備中ですよ。
最初のコンセプトが「百貨店」でしたから、
「weeksdays」には
たくさんの商品が登場します。
商品って、お届けするときは、
その「もの」だけをお渡しするんですが、
その背景には、それをつくった人、
つくったメーカー、ブランドのなりたち、
いろいろな「物語」があります。
「weeksdays」ではなるべくそんな物語を
文字にしてお伝えしたいと思っています。
今回の写真は、「weeksdays」の最初の商品となる
ドイツの靴「trippen」(トリッペン)の
創業者であるミヒャエル・エーラーさんと、
その奥さまのクラウディア・エーラーさんに
お目にかかったときのもの。
(「ほぼ日」の事務所のあるビルの屋上で撮りました。)
このとき、伊藤さんが彼らと話したことは、
靴のことがテーマでしたけれど、
いつのまにか「自由」についての
お話になっていきました。
よこで聞いていて「いいなあ、すてきだな」と思った
その内容は、商品を販売する前に、
コンテンツにしてお届けします。
そんなふうに(毎回とはいかないでしょうが)、
対談だったりインタビューだったり、
「weeksdays」は、なるべく
「つくり手の顔」が見えるような
お店にしていきたいなと考えています。
商品って、お届けした先で、
きっと、つくり手が予測しようのない、
使う人それぞれの物語が生まれていくのだと思います。
そして長く愛用したものが
「もう使えなくなっちゃった」となった
何年後か何十年後、
その「もの」が消えてしまったとしても、
ものにまつわる思い出って、
きっと残っていくのだろうと思います。
「百貨店」らしく毎日オープン、
毎週、新製品を! と意気込んでいる
伊藤まさこさんと「ほぼ日」チームですが、
それでもときどきは、新製品を発表せず、
コンテンツというかたちで
「weeksdays」のページをたのしんでいただくような
週をつくってもいいかな? と考えています。
暮らしのこと、食べること、
あそぶこと、旅をすること、
恋をすること、生きること、
先のことをかんがえること。
いろんなかたに、
そんなお話を聞きたいなあと思うのです。
これからどなたに会うのかは
まったく決まっていないのですけれど、
そんなコンテンツも「weeksdays」に
きっと、登場すると思いますよ。
さあこれで予告編5本はおしまい!
次回からは、「よみもの」のトップバッターとして
糸井重里と伊藤まさこさんの対談を連載します。