REPORT
たとえばこんなスタイリング。[2]
PHDのダウンのキルトスカーフは、
スカーフといっても正方形ではなく、
ひろげれば、すらりとのびる長方形。
首に巻いて外れないように、
端を留めるためのスナップボタンが
5つ、ならんでいます。
でも、使い方に、ルールはありません。
ボタンを留めても留めなくても、
羽織ったり、巻いたり、ひざにかけたり、
いかようにも使えますよ。
伊藤まさこさんの4つのスタイリングを、
2回にわけて、おとどけします。
ぐるぐる巻きに。
かちりとした印象のコートも、
スカーフを巻くと全体が
やさしくやわらかい雰囲気に。
肩にかけるのではなく、
ここではあえて首にぐるぐる巻きに。
視線が上に集まるので、
全体のバランスがいいのです。
足元は黒のタイツと、
コートに合わせてかちりとした黒いひも靴を。
背筋伸ばして、さっそうと。
冬の街を元気よく歩きたくなるコーディネートです。
巻きスカートのように。
スカーフのボタンを留めると、
スカートのようにもなるんです。
黒いタートルに黒いレギンス、黒いスニーカー、
そこに合わせたのは黒のスカーフ。
全身黒のコーディネートですが、
スカーフのもこもこした質感が、
全体をやわらげてニュアンスあるものに仕上げてくれます。
首まわりはもちろん、腰まわりもこんな風にあたためると、
冬がいっそう快適になります。
(伊藤まさこ)
2019-12-04-WED