REPORT

ごはんの時間。
伊藤まさこ

メニューを考えてから食材を揃える、
というスタイルから、
いまあるもので工夫するスタイルへ
みんなの暮らしがちょっと変化しているいま、
伊藤まさこさんはどうしているのかな? 
と気になりました。
きいてみたら「なるべく外に出ないように、
ストックや乾物を使ってやりくりしているんですよ」と。
冷蔵庫のなかに食材がたくさんあるときよりも、
あんまりない中からあたらしい味が生まれることがあると、
知人の料理家のかたから聞いて、
「よしっ!」と思ったのだそうです。
どうやら伊藤家の食卓は、
いまある食材を無駄にせず、
足りない食材は工夫して、
テーブルやうつわも考えて(ここはプロ!)、
ごはんの時間をたのしくする
アイデアにあふれているみたい。
そこで、伊藤さんに、いまの気持ちで、
ほんとうにつくっているものを
紹介してもらうことにしました。

[13]手羽中の唐揚げ

夏に3年目をむかえるweeksdays。
ここにきて、過去のコンテンツを見直す毎日です
(パソコンに向かう時間もたっぷりありますし)。

中で何度読んでもゲラゲラ笑ってしまうおもしろさなのが、
大久保佳代子さんとの対談「女子たるもの」

お話ししたのは、去年の7月。
今だったら同年代の女子同士、
どんなことを話すのだろうなぁ、
なんて思ったりもしています。

さて今日は、その時にビールのおつまみとして作った、
鶏の唐揚げを紹介します。

用意するのは、鶏の手羽中
(豪快にしたいのなら手羽でも)、
小麦粉、塩、チリパウダー。

鶏の手羽中はペーパータオルで軽く水分を取り、
小麦粉をまぶし余分な粉をはたいてから、
からりと揚げます。

紙袋に、揚げた鶏と、チリパウダー、塩を入れ、
口をぎゅっとふさいで、ガサガサガサと振り、
全体にまぶします(紙袋がなければ、直接振って)。

好みでライムやレモンをかけていただきます。
ビールにも、また冷めてもおいしいのでお弁当にも。

これはある日のお昼ごはん。
冷蔵庫に中途半端に残っていたおかずを
ワンプレートに盛ってみました。
同じおかずでも、器を変えたり、
また時にはお弁当箱にいれたりすると
目先が変わって新鮮です。

2020-04-22-WED