もう途方にくれなくて、大丈夫。
Tシャツでは、ちょっとカジュアルすぎる。
でもニットという気分でもない。
ああ、今日何を着ていけばいいんだろう?
クローゼットを前にして、
途方にくれた経験、だれにでもあるはずです。
できれば、
着ていて体が楽ちんでいながら、
きちんと見える服がいい。
コーディネートによって
カジュアルにもなるし、
ちょっとすました感じにもなり、
仕事にも、そのあとの食事の約束にも
そのまま行けるような
カットソーのワンピースやトップスが
あったらいいのにな、と思っていました。
今回、私のわがままに応えてくれたのは、
THE LIBRARY のチーム。
襟ぐりの開き具合や、袖丈、着丈、色や素材。
服を作るときに、決めることはいろいろありますが、
私が伝えたのは最初に書いたような、
欲しい服の輪郭のようなものでした。
つまりとてもおおざっぱだったのですが、
そこは安心していました。
なぜなら THE LIBRARY のものづくりや、
店のありかたに
とても親近感を覚えていたから。
この人たちなら大丈夫。
そんな安心感もあったのです。
さて、できあがった服は
私の思った通り、
「着ていて体が楽ちんでいながら、きちんと見える服」。
ものすごくシンプルに見えますが、
そのシンプルの中に、
たくさんの工夫が凝らされているんですよ。
伊藤まさこ
2018-08-24-FRI