あのひとと
コンバース。
[有賀傑さん/
草場妙子さん/川上薫さん編]
いろんなひとに履いていただく
「weeksdays」のコンバース、
最終回は、「weeksdays」チームともいえる
こちらの3人のみなさんです。
創刊からずっと、たくさんの写真を撮ってくださっている
写真家の有賀傑さん、
そしてヘアメイクアップアーティストの草場妙子さん、
洋服のスタイリングで
活躍してくださっている川上薫さんです!
有賀傑さんのプロフィール
ありが・すぐる
フォトグラファー。静岡県出身。
スタジオ勤務の後、2001年に独立。
静物、人物、料理、空間などの
衣食住に関わる写真を主に撮影。
雑誌、書籍、Webを中心に活動中。
最近では書籍『まさこ百景』も
まるごと一冊、有賀さんの仕事です。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/O72A9185.jpg)
高校生のころから、
白のジャックパーセルを履いていたという有賀さん。
そのあと、スタジオで働きだしてからも、
ずっと同じものを履き続けたんだそうです。
‥‥えっ、ずっと同じもの?
高校生のときに買ったコンバースを、
社会人になってもずっと履き続けたってことですか?
「そうなんです。
ずっと履いていたのでボロボロで、
ビリビリに切れちゃっていても、
それでも履いていて。
そんなときに、ある先輩カメラマンさんから、
『それいいな。ずっと履いていなきゃだめだぞ』
って言われたんです。
だけど、奥さんと一緒に住みだしてから、
すぐ捨てられました(笑)」
ああ、それは、「#ゾンビコンバース」ですね。
それはなかなか理解されにくいところかも、
とくに新生活だと‥‥。
さて、有賀さん、
今日のコーディネートのポイントは?
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/O72A9192.jpg)
「柄を合わせてみようと選んだ
チェックのパンツですね。
色は、白とか淡い色が好きで、
いつもよく着ているタイプです」
おお、合いますね!
今回のコラボシューズ、履いた印象は?
「いままでのコンバースと履き心地が違います。
ふわふわしている感じがします。
あ、中敷がちがうんだ! なるほど。
疲れやすいところが軽減されたような。
そして、やっぱり、かっこいい色ですね。
ぼくはweeksdaysの
ネイビーのバッグを愛用しているんですが、
きっと、合わせてもいいですよね」
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有賀さん、ぜひそのスタイルで出かけてください!
ありがとうございました。
草場妙子さんのプロフィール
くさば・たえこ
ヘアメイクアップアーティスト。
熊本県出身。サロンワーク、アシスタントを経て
2006年に独立、雑誌や広告、CMなどを中心に
幅広く活躍している。
著作に『TODAY’S MAKE -UP
──今日のメイクは?──』がある。
■「weeksdays」の草場さんのコンテンツ
■草場さんのインスタグラム
「ファッションとして、
コンバースを自分で買うぞって認識したのは
高校生のときです。
通学で制服に合わせて、学校に履いて行っていました。
ジャックパーセルの白でした」
と、話しはじめて、
「あっ?」という表情になった草場さん。
「思い出した! ちがいます!」と。
「本当に一番最初は、小学校のときでした。
ミニバスケするときに
オールスターのハイカットを履いていました。
それも白でしたね~!」
わあ、おしゃれ。
もともとバスケットシューズですから、
正しい使い方ではありますけれど。
そんな草場さん、いつもは
海外製のコンバースをよく履くそうです。
「色など、海外で販売しているものが好きで
いつもはそういうシリーズを履いているんです。
でも今回のものは、とってもいいなって思いました。
全部ネイビーというのが潔いなぁ!
あっ、履き心地がいつもと違いますね!
底のクッションを感じます」
そうなんです。
100周年のときに開発された中敷を
採用しているので、履きごこちがずいぶんちがうんですよ。
さて草場さん、今日のコーディネートのポイントを
教えてください。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/O72A9238.jpg)
「いつもよく着る黒のコーディネートをベースに、
スカーフなど、
ネイビーと黒をいろんなところに入れました。
自分の好みとしては、
ネイビー1色で合わせるより、
ブラック × ネイビーの方が
色の差を感じてしっくりくるので、
黒を多めのコーディネートにしています」
「weeksdays」のコンバース、
ネイビーといっても、かなり黒に近い印象なので、
こんなふうに黒と合わせると、
なおさらニュアンスが出るんですね。
草場さん、ありがとうございました!
川上薫さんのプロフィール
かわかみ・かおり
服飾スタイリスト。
東京生まれ。
2009年竹淵智子氏より独立。
レディスウェア、メンズウェアをとわず、
雑誌を中心に、広告やCMなどで
スタイリングを手がけている。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/O72A9264.jpg)
「普段からスニーカーはよく履きますね。
9割ぐらい、スニーカーかも?」
という川上さん。
歩く、持つ、動く、しゃがむ、そっと近寄る、
ときには走る‥‥なんていうことの多い
スタイリングの仕事には、
ぴったりなのかもしれません。
そんな川上さんのファーストコンバースは中学校のとき、
制服に合わせた生成りのハイカットだったそうです。
「いまもコンバースはたくさんあります。
えんじっぽい赤やネイビー、オフホワイト、
白、ねずみ色、全部黒のもの。
そうそう、タイに行った時、
ピンクのコンバースを買ったりもしました!」
ずっとハイカットだったという川上さんですが、
大人になって、着脱しやすかったり、
ローカットの良さがわかった気がする、とも。
川上さん、今回のコラボシューズはいかがでしょう?
「ネイビーに品があるし、
大人っぽく仕上がっていますよね。
こんなふうにスニーカー自体に品があるから
レザーシューズと同じ感覚で
履けそうな感じがします。
意外となんでも合いそうですし、
カジュアルダウンにも使えそうです。
パンツなら、ショートでもロングでも」
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/O72A9281.jpg)
この日、ふだん着で取材に応じてくださった川上さん。
洋服のネイビーをひろった感じで、
靴とあわせた、さすがのコーディネートでした。
「じつはそんなに深く考えずに来てしまって‥‥。
でもこの靴は、コーディネートをあんまり考えなくても、
服をえらばず履けるのが、いいところですね!」