クラッチバッグ、どんな風に?
その2 アクセサリーのように。
MAISON RUBUS.デザイナー
小林有樹子さん
「weeksdays」オリジナルでつくった
ゴールドのクラッチバッグ。
ふだん、忙しく働き、
暮らしもおしゃれも手を抜かない3人の女性に、
このクラッチバッグ、どう使いますか? と
取材をしてきました。
ふつかめは、ジュエリーデザイナーの
小林有樹子さん。
大きなタイプと小さなタイプ、
どんな風に使い分けるのでしょう?
(取材・文・写真=藤井志織)
小林有樹子さんのプロフィール
こばやし・ゆきこ
身に付けた瞬間、肌に溶け込み、
優しく馴染むジュエリーのブランド、
MAISON RUBUS.のデザイナー。
女性とジュエリーの間に生まれる特別な「調和」や、
手仕事による繊細な細工に柔らかな曲線、
意志を感じさせる凛とした佇まいを大切に
デザインしている。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/03700ab1abbe22b522585d1557f17014-1-800x800.jpg)
細やかな職人の手仕事と、
天然石やパールの豊かな表情を組み合わせて、
繊細なディテールのジュエリーをデザインしている
小林有樹子さん。
今日、身につけているのも
すべて自身でデザインしたアクセサリー。
1920年代から30年代にかけての
アールデコの雰囲気が好きで、
デザインをするときに
想いを馳せることが多いのだそう。
「ちょうど手仕事から工業化に移行する時期なので、
削ぎ落としたようなモダンなデザインと
職人の確かな技術による細工が美しくて。
東洋と西洋の文化が交差するような雰囲気も好きで、
MAISON RUBUS.を設立して以来気がつけば、
その時代の空気を感じられるような
ジュエリーを多く製作してきたかもしれません。
どのシーズンにも共通するコンセプトとしています」
小林さんの好みは持ち物にも共通していて
ヴィンテージの小さなバッグが大好き。
「以前、ocailleというセレクトショップで購入した
アンティークの小さなガマ口を
化粧品ポーチとして愛用しています。
壊れやすくても、この美しい佇まいを
身近に感じていたくて。
家や車、アトリエの鍵も、アンティークの
ビーズポーチにまとめています」
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/c12b6adde4d037b8ec9fa3e62b65e9da-1-800x800.jpg)
便利さや丈夫さよりも、アクセサリーのように
美しいポーチを使いたいという気持ちが勝るよう。
だから本当は、小さいクラッチバッグひとつで
出かけたいというのが本音。
「でも最近は消毒用のアルコールとか
荷物が増えてしまって。
とはいえ、大きなバッグを持つのが苦手なので、
書類などを入れるバッグと、
よく使うものを入れた小さめのバッグと
2個持ちしています」
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/faf0a7975f5b598f6e850bcd37a4e25b-2-800x800.jpg)
いつも持ち歩いているのは、
財布、手帳、携帯電話、名刺入れ、化粧ポーチと鍵セット。
こまごまとしたものも、黒で統一されているため、
すっきりと、落ち着いた印象です。
ゴールドのクラッチバッグの小さいほうにも
すべてが収まりますが、
大きいほうだと余裕があるので、
中身を取り出しやすさを考えるなら大きいほう。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/5fcaee15bf7296e745f2af8832229f9e-1-800x800.jpg)
「車で通勤しているので、大きな荷物は車に置いておき、
お店に立ち寄る時などは小さなバッグだけを持ちます。
このゴールドのクラッチバッグも
小さい方ならバッグインバッグとしても使えるのがいいな。
バッグの中でこまごまとしたものを
小分けにするのにも便利そう」
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2020/08/32fe0fc1c25e1aad81c5c891e2d4fed7-1-800x800.jpg)
やっぱり小さいもの好きの小林さん。
ひとつだけ選ぶなら、と聞いてみたら
アクセサリー感覚で持てる小さい方を
チョイスしたのでした。