REPORT

ふたりの料理人と
東屋のうつわ。[3]

ふたりの料理人にお声掛けをして、
「weeksdays × 東屋」のアイテムの使い方と
盛りつけのヒントを教わりました。
中国料理店「jeeten(ジーテン)」の
オーナーシェフである吉田勝彦さんと、
料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」を主宰する
料理家の小堀紀代美さんです。
ふたりに共通するのは
伊藤まさこさんが「絶対においしい」と
太鼓判をおしていること。
そして、器の使い方が、とても上手だということ。
まずは、jeetenの吉田さんの登場です。
伊藤さん、かれこれ20年のおつきあいなんですって!

文・スタイリング=伊藤まさこ

jeeten 吉田勝彦さん[その3]
せいろと土ものと。

最後は、丸皿にちまきをのせました。
そのままポン、と置くだけでもいいけれど、
何かもうひとひねり‥‥と思っていると、
「小さいせいろごとのせる?」
と吉田さん。
ほかほか、あったかい湯気ごと
テーブルに持ってこれる、
このアイデアいいなぁ。

横にはお漬物をのせた豆皿を。
このお皿、土ものの器も、染付けも、
それからこんなちょっと個性的な色合いの豆皿も、
すぅっと受け止めてくれるところがすごいのです。


丸皿 土灰釉 (せいろはお店のもの/豆皿は伊藤さんの私物)

春巻きの回でも登場した折敷は、
ひとりぶんのおやつや軽い食事をのせるのに
ちょうどよい小さなサイズもあります。
私は時々、こんな風にトレーのように使うことも。

お箸と箸おき、グラスにリネンのナプキン、
豆皿にレンゲ‥‥。
テーブルの上に準備しておくと、
お客様の時でも慌てることがないから、
いいんです。


折敷 胡桃油仕上 小(のせたものは伊藤さんの私物)

じつは吉田さんと仕事をするのは
今回が初めて。
ふたりであれこれ相談しながら、
器にぴったりの料理をえらび、
盛りつけてもらうの、なんだかとってもたのしかった。
そして勉強にもなりました。

吉田さん、
ありがとう。
そしてごちそう様でした!

2020-08-24-MON