REPORT

DRESS HERSELF
たとえばこんな
コーディネート。
[3]伊藤まさこさん

DRESS HERSELF(ドレスハーセルフ)の
シルクのワンピース、2色。
「シルク?!」と躊躇しちゃうかた、だいじょうぶですよ、
カジュアルさもあり、きちんと感もあって、
なにしろうーんと着心地がいいんです。
どんな風に着たらいいのか、
編集ライターの藤井志織さん、
DRESS HERSELFプレス担当の深澤絵さん、
そして伊藤まさこさんに、
それぞれ“自分らしい”コーディネートをしてもらいました。
レポートは、ご自身のこともふくめて、
伊藤まさこさんが担当です。

写真=有賀傑
文=伊藤まさこ

黒には黒で。

このコンテンツでも登場いただいた藤井志織さんが、
ワンピースを一目見るなり、
「まさこさんっぽい!」と一言。
襟ぐりとか、そで丈とか、全体のフォルムが
私を連想させるのだとか。

重ね着が得意な藤井さんに対して、
私の着こなしはあっさり、さっぱり。

「でもそんなところもまさこさんっぽい」

んですって。

黒のワンピースには、
黒のタイツとブーツを合わせてシンプルに。
ともすると重く見えがちな「全身黒」も、
シルクの軽やかさと質感が助けてくれる。
ちょっと光沢あるシルクワンピース、
一枚持っていると本当に重宝します。

上に羽織ったのは、
パリで娘に買ってあげたチェックのコート。
身長10センチ違いの娘が着る服なので、
私にはちょっと袖丈が長めなのですが、
手首を見せるように軽く折り返せば、大丈夫。
秋のコーディネートのできあがりです。

シルクを主役に。

タイツとクラッチは同系色のネイビーでまとめ、
靴は思い切って白。
これまた「あっさり、さっぱり」の
コーディネートですが、
そこはシルク。
全体をしなやかで
大人っぽい雰囲気にまとめてくれるので
大助かりです。

もう少し秋が深まったら、
ワンピースの上にさっと薄手のコートを羽織ります。
Gジャンやファーのコートもいいなぁ‥‥なんて
夢は広がります。

アクセサリーは、
ちょっと太めのゴールドのバングル、
耳はいつものパールピアスをして、極力シンプルに。
「シルクが主役」のコーディネート、
ぜひおためしあれ。

2020-09-23-WED