家族のように。
ほっかほかに炊き上がったごはん、
どれに盛ろう?
ちょっと一息入れる時のお茶、
何に入れる?
‥‥そんな時に、
私が自然とえらぶのは、
島るり子さんの粉引の器です。
使い始めて、いったい何年になるんだろう?
今では、そこにあってあたりまえ、
いいえ、それどころかなくなってしまったらすごく困る、
家族のような存在になっています。
自分をささえる毎日のごはん。
何を食べるか? というのは、
とても大切なのだけれど、
それと同じくらい
何に盛るか? ってことも大切。
器がいいと、
味がちがう。
器がいいと、
気分もちがう。
今週は、
weeksdaysでは初めてとなる、
作家の手によりひとつひとつ作り上げられた、
器をご紹介します。
どれもぜーんぶ表情がちがう粉引の器は、
持っているとうれしくなっちゃう。
だって、「私だけのもの」って気分になるもの。
「つい」手に取りたくなる、
島さんの器、どうぞおたのしみに。
伊藤まさこ
2020-11-20-FRI