トイレットペーパー問題。
2020年のラストは、
「まさこ百景」で紹介しきれなかった、
つづきの「まさこ百景」を、
伊藤まさこさんが綴ります。
ふだんしていることにくわえ、
新しくできた習慣や、
部屋の模様替え、などなど。
のんびりと、おたのしみくださいね。
欲しいものってなかなかないよね?
そういう時は、どうしたらいいんだろ。
そんなことを、
かつてweeksdaysのコンテンツで
鼎談したことがありました。
私がずっと抱えていたのは、
「トイレットペーパーの包装、
もっとすてきにならない?」
という問題。
買って帰る時、
どこかしらかっこ悪さがつきまとう、
この問題は、
ずっと悩みのタネだったのでした。
ある日、
「この手があったのか!」
と膝を打ったのが、
友人のインスタのポスト。
「プラフリー目指して、
トイレットペーパーを見直しました。
箱入り、芯なし、プラフリー、
再生紙のトイレットペーパー」
そうか、これなら持ち歩かないでもいいではないか。
大量なので、
置き場所の問題はあるけれど、
まあそれはどうにかなるさ、と
販売元である春日製紙工業のウェブサイトで
さっそく買ってみたのでした。
▲段ボールから出して、9個ずつに小分け。
使い始めて1ヶ月あまり。
芯が出ないので取り替えもらくちんだし、
48ロールあるから
「ああ、もうなくなっちゃうから買いに行かないと!」
と焦ることもない。
何より、あの持ち歩く時の
居心地の悪さがなくなったのが、
うれしいではありませんか。
▲紙袋に分けたら、上部はテープで留めます。
さらにうれしいのは、
1ロール、170メートルあるので、
取り替える回数が減ったこと。
トイレットペーパーに関する、
あらゆるストレスが一気に解消されて、
めでたしめでたし、となりました。
(伊藤まさこ)