REPORT

わが家のカトラリーの使い方。
その1 デザートフォーク&ナイフ
伊藤まさこ

そういえばカトラリーって、
意識して使い分けたことがないかも‥‥? というかたも、
きっといらっしゃることと思います。
テーブルフォーク、テーブルナイフ、
デザートフォーク、デザートナイフ、デザートスプーン、
そしてスープスプーン。
6つのカトラリー、伊藤さんのお家では
どんなふうに使われているのか、教えていただきました。
なるほど、なるほど!
3回にわけて、おとどけします。


お皿/鋼正堂(丸プレート・小)

「デザート」とついているので、
小さめと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
長さはフォークが188ミリ、
ナイフは219ミリと長め。
我が家は私も娘も手が小さいので、
この大きさをディナーフォークと
ナイフ(スプーンも)代わりにしています。
家族の人数分揃えたいとお考えの方は、
同じ大きさで揃えるのもいいですが、
それぞれ、使いやすい大きさに合わせてえらんでも
よいのかもしれません。

今日は、
ビーツを蒸したものと、
いちじくを白いプレートにのせ、
オリーブオイルと赤ワインビネガーをかけて、
塩で味つけ。
仕上げに黒こしょうをがりがりとふって、
赤い一皿を作りました。
「作る」といっても、お皿の上で仕上げただけ。
フォークとナイフがあれば、
まな板もナイフも出す必要なし! 
おいしいし見た目に美しいし、
なんといっても手軽。
我が家はよくこんな前菜を作ります。

ほかに、
じゃがいもを蒸したものにバターをそえたり、
トマトとモッツァレラチーズをどどんとのせて、
お皿の上で切り分けたりすることも。
カトラリーがあると、
テーブルの上がたのしくなるところがいいんです。

また、このフォーク、持った感じもいいのですが、
刺し心地(?)もとってもいい。
先っぽ部分が、きちんと料理をとらえてくれるので、
使っていて気持ちがいい。
毎日使う道具ですもの、
ストレスないものをえらびたいものです。

2021-01-17-SUN