REPORT

わが家のカトラリーの使い方。
その3 テーブルナイフ・デザートナイフ
伊藤まさこ

そういえばカトラリーって、
意識して使い分けたことがないかも‥‥? というかたも、
きっといらっしゃることと思います。
テーブルフォーク、テーブルナイフ、
デザートフォーク、デザートナイフ、デザートスプーン、
そしてスープスプーン。
6つのカトラリー、伊藤さんのお家では
どんなふうに使われているのか、教えていただきました。
なるほど、なるほど!
3回にわけて、おとどけします。


お皿/鋼正堂 (オーバル耐熱皿・大)

ナイフが好きで、
何本も持っているのですが、
これはその中でも、もっともスタンダードな形。
合わせる料理や器のじゃまをしない、
テーブルの名脇役ではないかしら? 
そういう形って、
ありそうでなかなかないものです。

フォークとセットで
肉や魚を切るのはもちろん。
でも時おり、
バターナイフとして使うことも。

今日は耐熱皿に軽くトーストしたパンとジャム、
バターをのせてみました。
(耐熱皿だって、「お皿」として使ってもいいんです)
ポイントは斜めに置いたテーブルナイフ。
ステンレスの光が、
全体を引き締めてくれて、
なかなかいいでしょう?


キャロットラペをいれたうつわ/松徳硝子 ガラスのうつわ(小)

パテやチーズは、
デザートナイフを銘々に持って、
好きな分だけ切り分けます。

ワインを飲んではパテを切り、
また飲んでは食べ‥‥、の繰り返し。
おしゃべりしながらの、
こんな時間が大好きです。

ここで登場させたのは、
ちょっと小ぶりなグラスと
デザートナイフ。
気軽なお酒のテーブルには、
これくらいのサイズがちょうどいいんです。

ステンレスなので、
食洗機にだって入れられる。
そんな気軽さも魅力のひとつ。
後片付けが
おっくうではなくなったのも、
ひとえにこのカトラリーのおかげです。

2021-01-20-WED