彼女たちのTシャツ。
[2]遠藤千恵さん
ジャクリーンのように。
nooyのあたらしいTシャツ、
「サックtee」と「ロングドレープtee」を、
4人の女性に着てもらいました。
仕事やシチュエーション、
デザイン・生地の好み、似合いかた、
快適かどうか、気分がいいかどうか。
Tシャツのセレクトには
いろんな要素がかかわってきますけれど、
今回のnooyのTシャツ、
どうやら、そうとう、いいみたいですよ。
(取材・文・写真=藤井志織)
遠藤千恵さんのプロフィール
えんどう・ちえ
料理家/ties代表。
国際線客室乗務員として10年間勤務したのち、
料理学校アシスタントやレストラン勤務を経て独立。
横浜市の谷戸の麓で、
“身土不二”(人と大地は繋がっている)の考えと
生産者との繋がりを大切に、
ケータリングやレシピ制作、
アーティストとのコラボレーションなど、
食にまつわる活動を多岐に渡って行っている。
ケータリングやレシピ制作といった
食に関わる仕事をしている遠藤千恵さん。
都心から1時間で来られるとは信じられないほど、
緑豊かな谷戸の近くに住んでいます。
森を散策して、木の実や野草をとったり、
日陰でお茶を飲んだりするのは、
忙しい日々のなかで心が落ち着く大好きな時間。
「しょっちゅう来ているこの谷戸も
奥のほうまで進むとかるい登山になります。
登り道を歩いているときって、実はお尻のラインが
気になることがあるんですよね。
そんなとき、ロングドレープteeは動きやすく、
かつ体型をカバーしてくれるのがうれしい」
背が178cmとすらりとしたスタイルの遠藤さん。
洋服選びには苦労することもあるといいますが、
やっぱりこんな少し長めの丈が
大人の体型にありがたいとか。
「ロング丈としてデザインされているこのTシャツも
私にはちょっと長いくらいになってしまうけど(笑)」
実はアウトドア派の遠藤さん、
最近は登山だけでなく海での素潜りも始めていて、
海から上がった後に着るTシャツにもぴったり、とのこと。
「アウトドアシーンで大人の女性に似合うTシャツって
意外となかなかないんです。
これは襟の空き具合もほどよくて、
胸元を気にせず着られるのもいいですね」
また、バストがある人によく聞くのが
「Tシャツは太って見える」というお悩み。
遠藤さんもしかりで、
首が詰まったタイプは着太りしそうで敬遠していたよう。
「だからトップスは首回りがあいているものが好きで、
このくらいのUネックやVネックが好きですね。
Tシャツを着るときは胸が強調されないよう、
ブラジャーではなくパット付きキャミソールにすることも。
年齢を重ねて肉が落ちたから(笑)、
最近はようやく
首が詰まったものも着られるようになりました」
洋服の好みはシンプル派。
前職はキャビンアテンダントだったということもあり、
コンサバティブ志向だった時代もあるのだとか。
「子どもの頃からジャクリーン・ケネディの
ファッションが好きなんです。
クラシカルで品が良くて、今でも素敵だなあと思う」
そんな遠藤さんのケータリングのときの服装は、
黒や白のブラウスに黒のロングキュロットと
黒いエプロンというモノトーンスタイル。
清潔感や動きやすさを大切に。
給仕役として目立ちすぎないように。
そのなかで着ていて気分が上がる服を。
一方で仕込みや畑仕事のときは、
動きやすさと洗いやすさをいちばんに重視。
サックteeのようなカジュアルになりすぎない
トップスは重宝しそうです。
ロング丈のキュロットパンツとも相性抜群!
「しゃりっとした生地が涼しくて
とても着心地がいいですね。
極薄なのでインナーは必須だけど、
背中や体のラインを拾わないし、
二の腕がカバーされるから安心」
色を選ぶなら? と聞いてみたところ、
ボトムスはブラックやネイビーが多いため、
白が使いやすそう、とのこと。
「透け感を生かして
インナーにあえて濃い色を着るのも
可愛いかもしれませんね」