ムートンサンダルをあのひとに。
[その3]藤井志織さん[前編]
前回、前々回、原稿を執筆してくださった
ライターの藤井志織さん。
「きっと彼女に、とても似合うはず」と、
伊藤まさこさんが取材をおこないました。
なるほど、たしかに、ふだんの藤井さんのスタイルに、
trippenのムートンサンダル
「RESCUE-MON」「LEHMANN-MON」、
いずれもぴったりだったんです。
前後編で、おとどけします。
(取材・文=伊藤まさこ)
藤井志織さんのプロフィール
ふじい・しおり
編集ライター。
雑誌、書籍、WEBなどで編集や取材、執筆を行うほか、
イベントの企画やディレクションを行うことも。
料理からインテリア、ファッションまで、
垣根なく繋げていきたいと考えている。
担当した書籍に、
重信初江著『昔ながらのおかず』、
草場妙子著
『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、
オカズデザイン著『マリネ』、
ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』、
小堀紀代美著『ライクライクキッチンの旅する味』などがある。
「茶色は好きな色のひとつ」
という藤井さん。
でも、秋冬に履く靴は黒や焦げ茶が多いので
今回履いてもらった薄めの茶は
意外にも初挑戦なのだとか。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2021/09/MG_2089.jpg)
「ミルクチョコレートのような、
キャラメルのような。
おいしそうで、かわいい色ですね」
と、とても気に入ってくれたよう。
(私はこの色、密かに「テディベア」と呼んでいます。)
私の印象では、
生成色の服が多い藤井さんですが、
今日もやっぱり全身、生成り!
そして、着慣れているだけあって
よくお似合いです。
「ワントーンのコーディネートが好き」
という藤井さん。
その場合、こんな風に
靴下に色を持ってくることが多いんですって。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2021/09/MG_2099.jpg)
茶色に薄いグリーンがぴったり。
なるほど、これだったら気負わず、
私たちにもすぐに取り入れられそう。
「足元がチョコミントみたいでしょ」
たしかに!
おいしそう。そしてかわいい。
ちょっとダボッとしたニットは、なんと
「夫のお下がり」とか!
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2021/09/MG_2103.jpg)
そういえば前に会った時も、
お下がりのシャツを着ていたけれど、
素材とかサイズ感が、
藤井さんの着こなしにしっくりきていましたっけ。
メンズを着ていても、
アクセサリーのえらび方や、ふわりとした髪型で
けして男勝りな感じにならないところはさすがです。
パンツの素材はオーガニックコットン。
ネルみたいな素材で、温かいところがお気に入り。
「古着のパジャマみたいで、いいんです。
ざぶざぶ洗えるし」
そうそう、前にシルクワンピースを着てもらった時も、
パジャマが好きと言っていて、
びっくりしたのでした。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2021/09/MG_2106.jpg)
ふわりとまとめた髪、
耳元のピアス、
それから首元からちらりと覗くTシャツ。
何気ないスタイルなんだけど、
ちゃんと計算されているんです。
「もう少し寒くなったら、
トレンチとか、少し厚手のリネンのコートとか。
真冬はもこもこのコートを合わせたい」
寒い時の、サンダルの合わせ方もまたぜひ見てみたい。