2018年7月にスタートした「weeksdays」。
これまでたくさんのコンテンツをお届けしてきました。
ちいさなお店ですけれど、オリジナル商品や別注品など、
いろんなアイテムも企画、販売。
なかにはすでに完売したものもありますが、
ページの奥のほうには
「いいもの」がまだまだたっぷりあるんです。
毎週、あたらしいコンテンツをつくっているものですから、
どんどんうしろに下がっていってしまうのですね。
そんなアイテムが見つけやすくなるように
百貨店のフロアをぶらぶら歩くようにと、
カテゴリーや検索などのしくみも
アップデートしてきましたが、
2021年の年末コンテンツとして、あらためて、
伊藤まさこさんと「weeksdays」にかかわるみんなで
「こんなものもあるよ!」というおすすめアイテムを
紹介することにしました。
座談会形式でのトーク、のんびりおたのしみください。
そしてよかったらリンク先のアイテムも
見ていただけたらうれしいです。

「ほぼ日」のめんめんのプロフィール


伊藤まさこ

「weeksdays」プロデューサー。汲めども尽きぬ「あったらいいな」を、どんどんかたちにするのが使命。かわいいもの、おいしいもの、かっこいいものは正義。いつかほしいものは「一軒家」。


太田有香

「ほぼ日」商品開発。買い物、音楽好き。チェロを習っている。星野源のファン。


岡本加奈子

「ほぼ日」商品開発。最近引っ越しをした。花が好き。一度、毛を短くカットしたら伸びてこなくなった犬を飼っている。


斉藤里香

「ほぼ日」編集部。料理上手。すてきな一軒家にかわいい犬と夫と暮らす。「weeksdays」大好き。


坂口蓉子

「weeksdays」マネージャー。「weeksdays」の画像を待ち受けにしている。褒め上手。


篠田睦美

「ほぼ日」商品開発。サブカル大好き。美容大好き。タップダンスを習っていた。


諏訪まり沙

「ほぼ日」デザインチーム。パッケージ、包み紙コレクター。酒飲み。


武井義明

「weeksdays」編集。対談や商品の原稿も担当。女性ものの商品のキャプションを書くときは「無」になるのがコツ。


中山奈津実

「ほぼ日」商品開発。おしゃれ大好き。でも目下「がまん、がまん」。


山川路子

「ほぼ日」デザインチーム。双子(3歳女児)の母。編み物好き。時々大阪弁が出る。


山本久美子

「ほぼ日」手帳チーム。常にサバサバ、きりっと仕事をこなす。説得力のある声での電話は聞き惚れるとの評判。夫のつくる弁当を持参している。


渡辺やえ

「ほぼ日」商品開発。超がつくオタク。目下MOTHERプロジェクトに夢中。物欲女王。

その9
猿山修さんとのプロジェクト。
東屋

伊藤
「weeksdays」の食器は、
「鋼正堂」のほかに、もうひとつラインがあるんですよ。
それは猿山修さんと、東屋さんとつくったもの。
毎日使ってるんだけど、飽きないし、便利だし。
武井
がこの器づかい、すごいんですよ。
ということでお呼びしました。
斉藤
こんにちはー。いいんですかわたしが話しても。
伊藤
ぜひ!
わぁ、いい写真。
東屋の磁器のお皿、オーバル皿の「大」の、
土灰釉
ですね。
斉藤
そうなんです。
数年前に小さな部屋から一軒家に引っ越しをして、
これからはときどき
友人たちを招いてわいわいご飯を食べようと、
夫婦二人暮らしにしては大きめのテーブルを買いました。
そのテーブルの上でとても役に立っているのが、
このお皿です。
伊藤
これはベトナム料理ですね。
すごーく、合いますよね。
斉藤
ほんとに! 
もともとは、尾頭付きの魚を
アクアパッツアにしたときにいいかな、と、
購入したんですが、
それ以外にもとっても使えます。
シュウマイや餃子や生春巻きだったら、
タレの小皿をいっしょに乗せて出したり、
手巻き寿司の具材を並べたり、
ポトフなら肉も野菜もたっぷり乗せて。
チャーハンもパスタも数人分をいっしょに。とか。
伊藤
大活躍! 
オーバルって、いいですよね。
斉藤
なんとなく、丸い大皿よりオーバルのほうが
盛り付けが決まりやすい気がします。
それに、テーブルにのせたときの
圧迫感が少ないようにも感じます。
太田
わたしも使っているんですが、
仕舞うとき、重ねてもかさばらないのがよくないですか。
斉藤
そう、そう!
伊藤
そうなの。軽いし、それに、和の器にも合う。
土ものの鉢とかと合わせたときに、
これを取り皿にすると、
テーブルの上が軽やかになるんですよ。
磁器で、全体が締まるっていうか。
斉藤
なるほど! 
こんどそうしてみます。
武井
これ、真っ白な石灰釉と、
ちょっと青みがかった土灰釉がありますよね。
買うのに迷ったらどうしたら?
伊藤
もう両方買ってください!
一同
(笑)。
伊藤
わたし、全部持ってる。
オーバルも丸も、
どっちの色も6枚ずつ。
太田
ろ、6枚ずつ?
武井
さすが、客人が多いゆえの枚数! 
でもたとえば大皿は1枚にして、
小皿を家族の人数分揃えるというのも
ありですよね。
伊藤
そう、大きいのはね、1枚でOK。
大きいのは本当に大きいから、
ちょっとためらったら、
まず、小っちゃい方を買ってみるといいかも。
武井
ぼくは逆に大きいオーバルをすすめたいなあ。
野菜炒め、ドンと乗せたりするのでもカッコいいですよ。
伊藤
そう、野菜も映える。
ただ焼いて乗せるだけもいいですよ~。
チャーハンとかもね、真ん中に、
お茶わんに詰めたのをカポっとしても。
太田
ああ、かわいい。想像するだけでかわいい。
伊藤
このオーバルの、中心より、ちょっとだけずらして、
あいたスペースに白菜のラーパーツァイみたいなものを
のせたりとか。
武井
うんうんうん。
山川
わあーっ。
おなかがすいてきました!
太田
はあーっ、素敵。
武井
家中華、っていうのかな、
かなり適当につくる料理に合うお皿に、
すごく悩んでたんだけれど、
これは正解のひとつだと思います。
伊藤
そうなの。
武井
特に青い方。土灰釉。
伊藤
そうそうそう。
料理家の小堀紀代美さんは、
白い丸い方を買ってくださったんですよ。
お敷とかに合わせて、キリッとさせるのもいい。
武井
白い方だと、フレンチもいいですよね。
伊藤
お椀にも合うんですよ。
太田
この薄さと、美しさが。
武井
猿山さんのセンスが生きてますよね。
ものすごく手間かかったんですよ。
一同
(笑)
伊藤
本当、途中で嫌になっちゃったくらい!
武井
それだけにいいものができたんですよ。
伊藤
使いやすいから、娘に「お皿並べて」と言うと、
取り皿は、これを選ぶことが多いな。
鉢とかは、わりと土ものを選んで。
武井
その、おうちでの食器セレクト、
伊藤さんはダメ出しもするんですか?
伊藤
うん。そりゃもう。
一同
(笑)
伊藤
「その土ものを使いたいなら、
水に浸してからにしてね」とか。
太田
英才教育‥‥(笑)。
でもうらやましい!
(つづきます)
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