あのひとの
コーディネート。その3
デザイナー/布作家
川上直子さん
「weeksdays」オリジナルで制作をした
CI-VAの黒と茶の「がまぐちバッグ」。
肩掛けのポーチとしても使えるし、
そのままお財布としても使えるべんりなアイテムです。
おしゃれなあのひとは、
このバッグ、どんな服と合わせるんだろう?
3人のかたに、ご登場いただきます。
文=藤井志織
写真=尾込真貴子
川上直子さんのプロフィール
かわかみ・なおこ
デザイナー 兼 布作家。
DoI(働衣)主宰。熊本在住。
ギャラリーやショップ、アーティストの
ワークウェアを手がけるほか、
全国で展示会を開催している。
身長167cm。
展示会の予定は、インスタグラムにて。
〈DoI(ドーイ)〉=働衣というブランド名で活動している
デザイナーであり、布作家でもある川上直子さん。
その名のとおり、働く姿を美しく演出する
エプロンやアトリエコートは、
料理家や茶人、アーティストなど
多くの働く人に愛されています。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2022/02/01_fix-800x800.jpg)
〈DoI〉の服は、
着ると所作が美しく見えるのがなによりの特徴。
それは計算されたパターンによって成り立つ
シルエットの美しさがあってこそ。
デザイナー本人も、やっぱり所作はエレガントで
その着こなしからも独特の美学が伝わってきます。
「服はとにかくバランスを重視しています。
メンズっぽいものや古着の軍ものの
襟が詰まっている感じとか、
エッジが効いた感じが大好きなんだけど
それらを女性らしく着るのが好き。
だから、古着にきれいめのアイテムを合わせたり、
軍パンにシルク合わせたりしています」
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2022/02/02_fix-800x800.jpg)
最近、髪も短くしたので、
改めてバランスを試行錯誤中だとか。
「髪の長さが変わると、
コーディネートも変わりますよね。
でも似合わない服があっても
着こなしを変えてみたり、裏返したり、
裾をちょっと入れちゃうとかね、
工夫して自分に似合うようにするのも楽しいんです」
そんなnaokoさんにとって、バッグは最近の悩みのひとつ。
「もういい大人だから革がいいなと思うけれど、
かっちりしすぎちゃうのは違う気がする。
ビジネスバッグを持つ仕事でもないし、
入学式のようなフォーマルなシーンくらいしか使わない。
普段持てるような、大人のためのソフトな革バッグを
ずっと探しているんです」
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2022/02/03_fix-800x800.jpg)
今回のCI-VAのバッグは黒と茶色。
だからといって、黒は黒、茶色は茶色と
合わせる必要はないんじゃない?と軽やかに笑います。
「いつも着ている服に持ってみたら、
どちらもすんなり馴染みました。
あまり考えず、あえて外したりするのも
いいと思います」
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2022/02/04_fix-800x800.jpg)
今回のバッグは小さいけれど、
イベントや旅のときにあるとよいサイズとのこと。
「個展やイベントといった仕事のときは、
携帯とメガネ、小銭を持っておきたいので、
こんな小さなショルダーがあると便利。
旅行のときのICカードやお財布も、
リュックから取り出しにくいし、
ポケットに入れるとなくしちゃうし、
こんなバッグに入れておくと安心よね。
ジャケットの下につけておいてもいいかも」
普段は、大きなバッグとの2個持ちで。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2022/02/05_fix-800x800.jpg)
「大きなバッグの中で、携帯電話や鍵が
迷子になることって多いじゃない?
そんなときにこれと2個持ちだといいよね。
お食事のときなんかは、クラッチみたいに持っても
可愛いんじゃないかな」