REPORT
島さんのうつわで、
わが家の食卓を。
[2]いつものごはんも。
伊藤まさこ
島るり子さんのうつわを、
毎日のように手にとっているという
伊藤まさこさんに、
いつもの食卓のようすをレポートしていだきました。
ふむふむ、なるほど、
そんなふうに使うんだ! という発見がいっぱい。
どうぞ参考になさってくださいね。
ちなみに、今回おとどけする3回のレポートは、
黒釉のうつわのみ。
粉引の白いうつわの使い方については、
前回のレポートをどうぞ!
黒釉のめしわんは、
ごはんが映えます。
白米や、
黒米を混ぜて炊いたきれいな紫色のごはん、
お赤飯もいいなぁ。
今日は、いただきもののおこわを盛って、
大根のお味噌汁と一緒にいただきます。
一汁一菜の、シンプルなご飯を盛り立ててくれるのは、
やっぱり器の力。
お腹にも、そして見た目にも満足する
朝ごはんになりました。
十穀米を混ぜて炊いたごはんに、
切り干し大根の煮物や、焼きたらこ、
柴漬けを乗っけて、
ささっと昼ごはん。
仕事の合間の一人の食事は、
案外いつもこんな感じです。
めしわんの横には、同じ黒釉のお湯のみ(小)を。
中に入っているのはお白湯。
地味だけれど、
こんな食事が私を支えてくれているような気がします。
スタイリングに欠かせないのは、
木や塗りのお盆。
テーブルと器との間を取り持ってくれる、名脇役です。
原稿書きの時は、
ピッチャーにお茶をたっぷり用意。
お湯のみ(大)も一緒にトレーに乗せて、
いざパソコンに向かいます。
お湯のみは大小ありますが、
気分で使い分けています。
どうやら、仕事の途中は大きい方、
お客様には小さい方を出す傾向にあるみたい。
同じ「お茶を飲む」時間でも、
器えらびに違いがあるのは、
今回の発見。
2022-03-15-TUE