REPORT

STAMP AND DIARYの
大人のTシャツを、
このかたに。[2]
紺谷ちぐささん

「なんだか、若い頃の様には似合わなくなってきたかも?」
という印象が心配な、夏のTシャツ。
でも、やっぱり夏は涼しく
活動的でいたいという気分もあるし、
夏ならではのおしゃれをたのしみたい! 
という気持ちも、ずーっと持っている。

だからこそ、このTシャツをつくりたかったのです。
STAMP AND DIARY大人のためのTシャツ、
「こんなにかっこよく着こなせる!」
ということをお見せしたくて、
3人のかたに試着をお願いしました。

(取材・文・写真=藤井志織)

紺谷ちぐささんのプロフィール

こんたに・ちぐさ
オンラインショップ「CHIGO」(チゴ)を運営。
シンプルで着心地がよく、洗練されたデザインの
子ども服を中心に、大人の服や
作家とコラボしたデザイン雑貨、玩具などを
世界中からセレクトしている。
建築・内装デザインの仕事をしているご主人と
7歳と2歳の息子の子育て中。身長160cm。

■CHIGOのウェブサイト


友だちに会う日のための
特別な一着に。

小さな子どもがいると、洋服は汚れるもの。
だから服選びのプライオリティは洗濯できること。
特に6歳と2歳の男の子のお母さんである紺谷さんにとって
洗えることと動きやすいことは必須条件なのです。

「それでもやっぱりおしゃれをしたいから、
こないだ家族で出かけるとき、
モヘアのニットを着ていたんです。
でも下の子が車酔いして大惨事に(笑)」

「weeksdays」を始め、
オンラインショップを見るのも大好きで、
自分と同じ身長の人がモデルをしているような
セレクトショップをよく見ているのだそう。

でも普段、よく着ているTシャツといえば
手頃な価格で販売している、いたって普通の白いもの。

「家のまわりならそれでいいんだけど、
都心で友だちに会うというときは、ちょっと‥‥。
年齢的にもカジュアルすぎるのは似合わなくて、
白Tにデニムなんて言語道断です」

ところが今回のTシャツを着てみたら、
「あらっ」という表情に。

「これ、生地に落ち感があって、
Aラインっぽいシルエットが可愛いから
カジュアルになりすぎないですね。
これならデニムにも合わせられるし
シルクのパンツなんかにも相性よさそう」

そこで合わせてみたのがピンクのシルクパンツ。
ぱっと目を引く色は
ボトムスや小物で取り入れるのが好きという紺谷さん。
トップスは白が合わせやすくてお気に入りです。

「いつもノースリーブのトップスを着るときは
なんとなく落ち着かないから、
上に1枚羽織ることが多いんです。
でもこれ、後ろ姿が可愛いし、
生地の厚みとかシルエットのおかげか
1枚で着たくなります」

いっぽう、Vネックはブラックをチョイス。

「汗っかきなので、
グレーとか汗じみが目立つ色は避けていて、
白か黒が安心なんです。
私の体型だと、
袖をめくったほうがバランスがとりやすいみたい。
裾はインしてもいいけれど、
アウトしてふわっと見せるのもいいですね」

2022-04-20-WED