はじめてのヘビ・ワニ柄。
伊藤まさこ
ことしのBARIのサンダルのなかには
「スネークベージュ」と「クロコブラック」という
ヘビ、ワニの柄をあしらったレザーサンダルが登場。
どちらも「ほんもの」ではなく、牛革に型押しをして
それらしく演出しているものですけれど、
それにしても! こういうタイプのアイテムを扱うのは、
「weeksdays」でもはじめてのこと。
みなさんのなかにも、うーん、こういう柄って、
身に付けるのを、ちょっと躊躇しちゃうなぁ‥‥、
というかたがいらっしゃることと思います。
そこで、「かつては、わたしもそうだったんです」
という伊藤まさこさんに、
このふたつのアイテムの活用術、
スタイリングを教えてもらいました。
とかくハードな印象を受けがちなヘビやワニ柄。
私も、長いこと縁がないと思って、
遠巻きに見ていたのですが、
どういうわけか、
去年くらいから、
ちょっと気になるアイテムへと変わりました。
とはいえ、さすがにジャケットを着る勇気は、
私にはまだありません。
そこで‥‥とえらんだのが、
今回のBARIのサンダル。
というのも、
「ハードなものや、ちょっと派手かな? と思うものは、
足元に持ってくると取り入れやすい」
というのが私の持論。
たとえば、手にはちょっと冒険かも‥‥というネイルでも、
足だとすんなり受け入れられる。
(ショッキングピンクとか、鮮やかなグリーンとか。)
目から離れた場所にあるというのと、
面積が少ないというのが、
「すんなり」の理由かもしれません。
履いてみると分かるのですが、
意外にもなんでも合う万能さ。
ことに、全身ダークな色合いの時、
足元にこのサンダルを持ってくると、
全体が軽やかな印象になる。
「肌色に近い」というところもポイントかもしれません。
レザーサンダル(スネークベージュ・38)/BARI
カットソー ¥14,300/HARRISS GRACE(株式会社 金万)
パンツ ¥17,600/HARRISS GRACE(株式会社 金万)
たとえば、
全身をワントーンでまとめたり、
レザーサンダル(スネークベージュ・38)/BARI
カップ付五分袖ワンピース(ネイビー・M)/cohan(2022年7月発売)
ネイビーのワンピースに合わせたり。
いずれにしても、
サンダルが主役のコーディネート。
シンプルですが、
足元にポイントがあるので、
素っ気ない印象にはなりません。
さて次は「ワニ」(型押し)です。
こちらは、みんなが持っている黒い靴。
なので、ワニといえども馴染みやすいかも。
足の甲を覆うため、型押しが目立ちますが、
指先がちょこんと出るため、
かわいらしさもプラス。
この「ハードなところ」と「かわいいところ」の、
見せ方が絶妙に上手いのがBARIのサンダルなのです。
レザーサンダル(クロコブラック・38)/BARI
カップ付ギャザーオールインワン(ネイビー・M)/cohan(2022年7月発売)
カットソー ¥14,300/HARRISS GRACE(株式会社 金万)
ネイビーのオールインワンに、
ネイビーのトップス。
そして黒のサンダル。
素肌の見える分量を計算して、
夏のモノトーンコーディネートをさわやかに。
ね、これならワニもいけそうでしょう?
ヘビやワニ柄など、
インパクトのあるアイテムを組み合わせる時は、
メイクもネイルも極力シンプルにして、
品よくするのがポイント。
草場さんの、夏のベースメイクと、
足のケアのコンテンツをぜひご覧あれ。
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株式会社 金万 TEL:03-5477-8031