miiThaaiiのリネンのエプロン
あの人に着てもらいました
02 イイホシユミコさん
fog linen workの関根由美子さんが
プロデュースをしている、
インドの布を使ったアイテムを展開するブランド
「miiThaaii」(ミーターイー)。
(くわしくはこのコンテンツをどうぞ。)
今回、「weeksdays」で
miiThaaiiエプロンを販売するにあたって、
関根さんに相談をしたのです。
「このエプロンが似合う方を、
ぜひご紹介いただけませんか」と。
そうして推薦いただいたのが、3組のみなさん。
伊藤まさこさんが出かけてのレポート、
どうぞごらんください。
(取材・文=伊藤まさこ)
イイホシユミコさんのプロフィール
器作家/デザイナー。
京都嵯峨美術大学陶芸科卒業後より
作品の発表を始め、2007年に
テーブルウェアブランド「yumiko iihoshi porcelain」を
立ち上げる。
2013年に大阪に直営店を、
2014年に東京に直営店&ショールームをオープン。
プロダクトシリーズやHand work作品を
国内外で発表している。現在は、
アトリエ、事務所を東京・目黒区に置く。
「食器が好きなんです」という、
器作家/デザイナーのイイホシユミコさん。
どうやらそれはお母さまの影響が大きいよう。
たとえば、
子どもの頃の休日のお昼ごはん。
「お弁当箱におかずとごはんを詰めてくれて、
『家の好きなところで食べてもいいよ』
なんていうんです」。
それ以外にも、
お母さまの器使いはとても自由。
驚くこともあったけれど、
それ以上に、
ふつうのごはんも、
演出によってこんなに印象が変わるんだ!
子どもながらにそう思っていたのだとか。
さらに、10代の頃はお母さまと連れ立って、
実家の宝塚から、朝早く電車に乗って、
京都の骨董市にも出向いていたそう。
なんという英才教育‥‥
今のお仕事もなるべくしてなったのですねぇ。
「もちろん、手を動かして器を作るのも好きですが、
それより何より気持ちは『食器が好き』」
という、イイホシさんの作るプロダクトの器は、
温かみが程よく抑えられていて、
でもクールすぎない。
和風の料理だけに限らず、
いろんな国のものを口にする、
今の私たちの暮らしにしっくりくるのです。
電子レンジにかけられたり、
食洗機に入れることができたり、
また、買い足しができるのもプロダクトのメリット。
そして何より私が好きなのは、
その質感と色合い。
白、グレー、スモーキーなグリーン、ブラウン‥‥。
今回、fog linen workで「miiThaaii」を
プロデュースしている関根由美子さんが、
「ぜひイイホシさんにエプロンをつけていただきたい!」
とおっしゃった理由、わかるなぁ。
だって、エプロンの色合いと、
器がなんだかぴったりですものね。
エプロンに合わせたのは、
黒のワンピース。
第一ボタンをきっちり閉めて、
きちんとした印象。
おじゃましたのは、都内のご自宅。
器のイメージ同様、
キリッと整ったイメージです。
「いえいえ、今日のために一生懸命片づけたんですよ!」
とおっしゃっていましたが、
好きなものがはっきりしていて、
すべてに(器やインテリア、そしてエプロンと
服のコーディネートまで!)統一感がある。
なんとも清々しい空間です。
さて、イイホシさん。
エプロン、つけてみた感想はいかがでしたか?
「リボン部分の色がアクセントになっていていいですね。
ふだん、アトリエで作業する時にもよさそう」
そして、うれしいことにリネンのバッグも
とても気に入ってくださいました。
こっくりした茶色に薄いピンク、
海のようなブルーに水色、
ピンクの濃淡‥‥
miiThaaiiのエプロンとバッグは、
色の組み合わせが新鮮ですが、
どれを組み合わせても統一感があるところは、
イイホシさんの器と同じかも。
いつか、イイホシユミコ×関根由美子
(あらどちらもゆみこさん!)のコラボレートで、
すてきな何か、作って欲しいなぁ。