杉工場の小ひきだしと鏡
わたしの使い方
伊藤まさこ
伊藤さんが持っていた
日本の古道具のかたちをもとに、
福岡のうきは市・日野にある「杉工場」に製作を依頼した
「weeksdays」の「小ひきだし」、
そして、その打ち合わせで工場をおとずれたときに
「あったらいいな」というアイデアから生まれた、鏡。
このふたつのアイテムの、久しぶりの再販にあわせて、
伊藤さんの「このごろの使い方」をおききしました。
4回連載でお届けします。
(写真・文=伊藤まさこ)
3・娘の部屋では
「小ひきだし」という、小さな家具の存在が好きで、
古くて、感じのよいものを見つけると、
ついつい買ってしまいます。
weeksdaysで小ひきだしを作るようになったのも、
そんな「好き」という気持ちがきっかけ。
小さいのに、いろいろな用途に使えて、
こまごましたものの整理ができるところがいいんです。
weeksdaysの小ひきだし、
まず初めは、文房具や領収証など、
仕事まわりのものを収納。
その次は、アクセサリーを入れて。
豆皿や、着物の小道具の収納にもうってつけ。
こんな風に、場所やシーンをえらばずに使える、
小ひきだしの可能性って無限だわ‥‥
と思っています。
最近、私の目に新鮮に映ったのは、
娘の使い方。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2022/08/IMG_8396_22.jpg)
こんな風に、ベッド脇に置いて
サイドテーブルのようにしていました。
(娘は古いものを使っているので、
weeksdaysの小ひきだしで
「私が置くのなら」という様子を
スタイリングしてみました)
目薬、眼鏡、リップクリーム。
アイマスクとかも入れるといいのかな?とか、
文庫も入るよね?
マグカップもおけちゃう!
なんて、また小ひきだしの可能性を見出した私です。
ありがとう、娘。
![](/n/weeksdays/wp-content/uploads/2022/08/IMG_8398_2.jpg)
素材は、
ベッドと同じナラ。
だからか、ベッドサイドに置いても馴染む。
小さなライトも合いそうだな‥‥なんて、
夢は膨らみます。