REPORT

タートルネックとカシミヤストール、
あの人のコーディネート
草場妙子さん

「weeksdays」の秋冬の定番的なアイテム、
SLOANEのタートルネックと、
RaPPELERのカシミヤストール。
すでに愛用なさっているかたに、
その着こなしかたをたずねました。
ひとりめは、ヘアメイクアップアーティストの
草場妙子さんです。

取材・文=伊藤まさこ 写真=有賀傑

草場妙子さんのプロフィール

くさば・たえこ
ヘアメイクアップアーティスト。
熊本県出身。サロンワーク、アシスタントを経て
2006年に独立、雑誌や広告、CMなどを中心に
幅広く活躍している。
著作に『TODAY’S MAKE -UP
──今日のメイクは?──』
がある。
みずから香りの監修を行なった
OSAJIのヘアケア製品とボディゲルのシリーズ
「kokyu(呼吸)」が好評を博している。

kokyuのページ
草場さんのInstagram
草場さんのwebsite
ほぼ日の學校「では、眉毛だけメイクしてみましょう。」


一度、見て触った人が(首に巻くとなおさら)、
必ずと言ってもいいほど「欲しい!」となるのが、
このストール。

私はもちろん、weeksdaysチームの面々も、
そして撮影スタッフとして関わってくれた方々も、
去年の発売で、
すっかり虜になったのでした。

ヘアメイクアップアーティストの草場妙子さんも、
そのひとり。
意外だったのは、モノトーンの服が多い草場さんが、
赤いチェックをえらんだこと。
見た瞬間「かわいい!」と思ったんですって。

「ふだん、落ち着いた色が多いのですが、
ストールなら赤やチェック柄を
取り入れられるかもと思って」と草場さん。

コートや服だと、
やや躊躇してしまう色や柄物も、ストールだったら。
そう思った方は多かったみたい。
去年の発売で、この赤いチェック、
とても人気があったんです。

「暖かいとか、軽いとか。
気に入っているところはたくさんある」という草場さん。
70cm×210cmと大判なのに、
嵩張らずコンパクトになるところもいいんですって。

「肩にふわっとかけられるし、
今日のスタイリングのように、
きゅっとまとめることもできる。
車に乗る時は膝掛けにして、
降りたら首に巻いて。そんな使い方もしています」。
去年の秋冬はこのストールが、
大活躍したんですって。

もうひとつの「大活躍」が、
SLOANEのタートル。

もともとSLOANEのファンだったという草場さんですが、
去年、このタートルを買うまでは、
やや薄手の春夏ものが多かったそう。

「私の持っているニットの中でもかなり厚手なので、
ニットが主役になるように」と
コーディネートしてくれたのがこちら。

ブラウンのニットには、
生成色のパンツを合わせます。

少したくし上げた袖口には、
存在感のある時計やブレスレットを。
タートルの襟はクシュっとさせて。
さりげない着こなしなのに、
どこか目を引くのは、そこかしこに工夫がされているから。

「ニットは少し大きめが好きなのですが、
全体のバランスを見て、ベルトでアクセントをつけました」

ベルトで少しブラウジングしたり、
スカーフを巻いたり。
「ニットが主役」のコーディネート、
ぜひともお手本にしたいものです。

2022-10-16-SUN