ほぼ日乗組員の
「わたしのおはし」
「weeksdays」のコンテンツデザイナーのひとり、
「ほぼ日」の
も、
「わたしのおはし」のユーザー。
そこで、このおはしについて、思うことをいろいろと
書いてもらいました。
「おはしにこの値段を出したことがなかった」
という彼女ですが、いまや生活に欠かせないアイテムの
ひとつになっているようですよ。
(文=諏訪まり沙)
すわ・まりさ
東京うまれ。旅行好き、アウトドア好きの両親に連れられ
小さな頃から日本・世界のあちこちを旅する。
大学在学中に「ほぼ日」で受付のアルバイトを経験。
卒業後は高知県のデザイン事務所に勤務。
現在は「ほぼ日」デザインチームに所属し、
weeksdays、やさしいタオル、つきのみせなどを担当。
好きなものは? と訊くと、
「家での食事はかならず写真に撮り、
自分が見る用にひとつのフォルダに入れ、
日記のように遡り、1年前のこの時期これ食べてたなと
思い出して料理をするのが好きです。
野菜や魚など食材の旬のカレンダーも好きなので、
スマホのホーム画面にいつでも見られるように
入れています」とのこと。
趣味はかわいい箱と包装紙のコレクション。
大人の階段
weeksdaysの商品撮影のときに
伊藤まさこさんのスタイリングで
その佇まいのきれいさを目の当たりにして
この黒檀のおはしがとても欲しくなりました。
じつは今までおはしにこの値段を出したことがなかったので
ちょっと大人の階段を登る気持ちでしたが
それ以来本当に毎日毎日使っていて
生活にかかせない道具となっています。
見た目の美しさもですが
なによりも料理を掴みやすいところが
一番気に入っています。
焼魚の身をほぐしたりするときや、
にゅうめんなどの麺類、お味噌汁の具材、
お豆腐のようなつるつるしたものも上手に掴めて
おはしの使い方が上達したかも? と思ってしまいます。
また、見た目が細いので
繊細で気を遣うかなと思っていたのですが
いざ手にしてみるととても印象が変わって
密度のしっかりした強さに
頼りなさを感じることはありません。
伊藤さんも商品ページに書かれている通り
キリッとした磁器や土ものなど、
あらゆる器と相性がよいことも
毎日使いやすいポイントだと思います。
商品ページのスタイリングにもありますが
東屋の磁器のお皿との相性もとても良く、
私はお昼ごはんによくやきそばなどをこの器に盛ります。
最後にこのおはしをセットすると
テーブルの上が引き締まって気分が良いです。
すこし表面が白っぽくなってきたら
布でみがくと黒檀のしっとりした黒色が戻ってきて
スルスルとした表面になります。
食べているときだけじゃなくて、
洗っているとき、片付けたとき、
お手入れしているときも
うれしい気持ちにしてくれるおはしです。
お手入れしながら長く使っていきたいです!