TEMBEAとSLOANE
あのひとの
コーディネート
TEMBEA
白石美久さん&青木美歩さん
小ぶりだけれど、ほどよく、ちゃんと入る容量。
小さいからこそ、の、柄づかい。
「weeksdays」仕様のTEMBEAのバッグを、
TEMBEAの白石さんと青木さんに、
それぞれのコーディネートで持っていただきました。
SLOANEのワンピースも着ていただき、
そこには、今回「weeksdays」では扱わないタイプの
TEMBEAのバッグも登場しますよ。
(文=伊藤まさこ)
白石美久さんのプロフィール
しらいし・みく
デザイナー。
TEMBEAでバッグのプリント柄のイラストと
デザインを担当。
店舗でのイベントの企画、
SNSに掲載する写真撮影などにも携わる。
東京芸術大学卒。
大学に服飾科が無く、アパレルに興味があったので
ASEEDONCLOUDでインターンを経験後
2012年、TEMBEAをつくるTORSOに入社。
趣味はドライブ・登山・旅行。
登山は一人で愛車(ジムニーの古い型)に
乗って行くことも多い。
「愛車はJA11というタイプで、カラーはベージュです」
「山では自分のペースで歩き、
じっくりと景色を味わったり、
好きなタイミングで写真を撮ったりして過ごします。
元々、風景の撮影をするのが学生時代から大好きで、
山で見る風景を撮影したくて、登山も始めました。
下山後の温泉が最高のご褒美。
付近の道の駅には必ず立ち寄って、
地域の採りたて野菜を物色します」
青木美歩さんのプロフィール
あおき・みほ
TEMBEA店舗スタッフ。
店舗やオンラインショップ、
イベントでの販売や在庫管理のほか、
SNS掲載用の写真撮影やプレス業務に携わる。
埼玉県出身、武蔵野美術大学大学院修了。
在学中は色や素材に興味がありテキスタイルを専攻し、
シルクスクリーンでの絵画制作に没頭する日々。
修了後、研究室勤務を経て2014年TORSO入社。
好きなものは映画や漫画、
最近はそこに自転車が加わったそう。
「映画や漫画は自分の価値観や概念を更新してくれたり、
誰かの人生や見たことない世界を体験できるところが
とても好きです。
オールタイムベスト映画はマッドマックス
(映画館で8回見ました!)、漫画はデビルマンです」
自転車は社内で自転車通勤者が増えたことで興味を持ち始め
バイクキャンプというものがあることを知り
行ってみたくて自転車の購入を決意。
「この夏会社のみんなと行くことができました。
体力的にめちゃくちゃきつかったですが、
綺麗な景色と走り切った後の爽快感、
その後のご飯が最高で。
すっかり面白さにはまってしまい、
次は島を走ってみたくて計画中です」
株式会社TORSOのwebsite
テンベアのinstagram
大人のレオパード柄、新鮮です
お財布とスマホ、
エコバッグと鍵。
時には小さな水筒を入れて。
必要なものが、すべて収まるほどよい大きさが自慢。
小さいように見えて、
意外にも収納力(マチのおかげもあります)があるのが、
このバッグの魅力です。
今回、持っていただくのは、
TEMBEAの白石さんと青木さん。
TEMBEAのバッグを持ち慣れているおふたりに、
コーディネートを見せてください、とお願いしました。
撮影当日、
大きなバッグをいくつも抱えて
私物を持ってきてくださいました。
事前に、ふたりで相談してくれたのかな?
控え室のラックに並んだアイテム、
少しずつ違うけれどテイストが似ている!
ふたりでいる様子がとてもかわいらしかったので、
並んでパチリ。
トレーナーはTEMBEAのオリジナル。
デニムとの相性もぴったりです。
ミニバゲットとトートの組み合わせもいいなぁ。
じつは、今回のトートに使われているレオパード柄の
バランスを整えたのが白石さん。
「普段着でも持ちやすいような
レオパード柄を作りたくて」
もともとあった柄を、
今のご自分たちの気分や雰囲気にマッチするよう、
あらためて変えたのだとか。
「weeksdaysオリジナルのカラーも、
TEMBEAのオリジナルとまた雰囲気が変わって
とても好きです。
きれいに持てるので大人の方もきっとお似合い。
BEIGE×CHARCOALはカジュアルに、
CHARCOAL×GREYISH-GREENは
シックに使えそうです」
うんうん、たしかに。
大人のレオパード柄、新鮮です。
「生活のたのしみ展」の
weeksdaysコーナーでも展開した、
こちらのアイテム、
TEMBEAの男性スタッフも
チャコールを購入してくださったとか!
「中に入れているのは、
お財布とスマホと鍵くらい。
男性だと荷物も少ないし、
ちょうどいい大きさのようです」。
その様子、ぜひ今度見せていただきたいです。
CHARCOAL×GREYISH-GREENに、
黒のオールインワンをコーディネート。
トレーナーにデニムとはまた違った印象です。
「これはちょっとよそ行きの服。
バッグを主役にしたくて
モノトーンの服を着ました。
おめかししてお出かけする時にも使えます」
と白石さん。
もうちょっとカジュアルに持つ時は、
リュックにバゲットミニを持つのがおすすめとか。
大きなものはトートやリュック、
細かいものや、すぐに取り出したいものはバゲットミニに、と
2個持ちすると重宝するとか。
バゲットミニは、バッグインバッグにも。
青木さんは上下ともに白。
「ワントーンのコーディネートが好き」という青木さん。
シャツにパンツの上下に、
レオパード柄のバッグがアクセント。
「バッグの2個持ちをする時は、
ポシェットにお財布とスマホを入れて、
バゲットミニにペットボトルを入れて」。
さらに荷物が増えそうなときは
バゲットミニの中に、
もっと大きめのバッグを
折りたたんで入れることもあるそう。
バッグの3個持ちとはさすが。
考えもつかなかったなぁ‥‥。
「ほどよい大きさで中が見渡しやすいのも
バゲットミニが好きなポイント」
そう、このほどよさ、
ぜひみんなに知ってもらいたいな。
続きまして、
SLOANEのワンピースのコーディネート。
「ボーダーのワンピースに、
コンバースを合わせました。
靴が鮮やかな色だったので、
カバンの色は控えめにしています」
バッグもキャップも、もちろんTEMBEA。
柄と柄の組み合わせも、
色を抑えるとしっくり。
それにしても、このビーバー柄、かわいい!
青木さんがえらんだのは、
ブラックのワンピース。
イエローのコンバースに、ギンガムチェックのバッグ。
ビニールコーティングの、てかっとした質感が、
全身を軽やかに見せてくれています。
ふだんからカットソー素材のワンピースを
よく着るという青木さん。
「とくに活躍するのは出張の時。
かさばらないし、しわも気になりません。
このSLOANEのワンピースは
上がフィットしていて
少しフレアになっている形がきれい。
カジュアルになりすぎず
仕事の時に活躍しそうです」
「ブーツやサンダルも合いそうだし、
ソックス+サンダルでもいいかな」
身長が153センチと小柄なふたりが、
気に入ってくれたのが丈感。
「ちょうどくるぶしのところに裾がくるので、
ローカットでも靴下が見える感じが
とてもよかったです」
控え室で、キャッキャ言いながら、
コーディネートを考えてくださった白石さんと青木さん。
会社の雰囲気って、
こういうちょっとしたところに出るんだよなぁ‥‥と
頬を緩ませた私でした。