ベトナムのかご、
あのひとの使い方
4・平井かずみさん
仕事の道具も、気分が上がるものを
「weeksdays」の定番アイテム、
ベトナムのかご。
2018年の秋に、大きさは2つ、
グレーと白の2色でスタートしたこのかご、
いまはサイズが5つ、色は4色にふえました。
(イベントのみで展開した特別色をのぞきます。)
これまでも、いろいろな使い方をご紹介してきましたが、
今週は、6人のかたに、
それぞれの暮らしのなかでの使い方を
教えていただきました。
(取材・文=伊藤まさこ)
平井かずみさんのプロフィール
ひらい・かずみ
フラワースタイリスト。
花好きがこうじて、いつしか植物の仕事へ。
草花がもっと身近に感じられるような
「日常花」の提案をしている。
東京を拠点に花の教室「木曜会」や、
全国でworkshopを開催。
好きなものは「石」とのこと。
仕事柄、たくさんのものと移動するという平井さん。
花活けに使う花器や小物はすべて、ご自身のもの。
ことにテレビ番組の収録の時は、
「夜逃げ? と思われるくらい」
のものすごい量を家から持ち出し、
ハウススタジオに運び入れるのだとか!
かずみワールドに包まれた新居。
キッチンやリビング、ランドリールームと、
家のそこかしこに
旅先や蚤の市などで手に入れた花器や器が。
「作られた年代も国もいろいろ」というけれど、
統一感はさすが。
花を活けてもすてきに違いないけれど、
このまま並んだ様子も美しいものばかり。
かごは自然素材のものがお好みかな?
と思ったけれど‥‥。
「もちろんそれも大好き。
でも、手入れがしやすかったり、
持ち運びしやすかったりと、
便利なものも使います。
ことに仕事の時にはそれらが大活躍」
ベトナムのかごは、
白を3つお持ちとか。
「たくさん入るし、とにかく丈夫だから、
移動はいつもこれ。
汚れても拭けるからいいなと思って買ったけれど、
汚れはほとんど気になりません」
XLサイズは、
背の低い四角いバケツが2つそのまま入るから、
水を薄く張って、花を入れて持って行くのだそう。
「このかご、おしゃれに見えるというのも
気に入っている理由のひとつ。
仕事の道具も、
気分が上がるものを使いたいんです」って。
同感です。
ランドリールームでもかごが大活躍。
「もともとはガラスの花器を直接床置きしていたのですが、
掃除の時にいちいちどかさないといけないのが大変で」
かごに入れたら一件落着。
このまま軽く包んで仕事に出かけることもあるのだそう。
また、ベッドルームでも、
「ベッドリネンを入れたり、
これから秋冬にかけては、ブランケットを入れたり」
しているのだそう。
仕事の時だけでなく、
家の中でもとても上手に使ってくれている。
この夏、家にいることが多かったという平井さん。
そのおかげで、引越しの片づけがスイスイ進んだとか。
「今は、フリーマーケットを計画中。
もちろんフリマの時にもかごを持って行きますよ!」
と平井さん。
それはぜひ遊びに行きたい。
きっとそこでもまた新鮮な使い方が見られるんだろうな。