REPORT

ことしのリバティ、
こんなコーディネートで
伊藤まさこ

「えっ? その生地も、リバティなんですか?!」
と驚かれそうな、今シーズンのt.yamai paris。
小さな花や植物の柄がリバティのイメージですけれど、
大きな花柄に、伝統的なモリスのデザイン柄、
そしてギンガムチェックが登場します。
ちょっとマニッシュで、なのにちゃんとフェミニン。
そのコーディネートを、伊藤さんに解説いただきました。

「リバティといえば花柄」
そんなイメージを持つ方も多いと思いますが、
じつは無地やチェックもあるのです。
今回、t.yamai parisが
weeksdaysのために作ってくれたのが、
このシックなギンガムチェック。
できあがったものを見て、
花柄もチェックも、どちらも欲しいな、
なんて思いました。
だって、まったく違う印象の服になったから!

Vネックフリルカラーブラウス(モノトーンギンガムチェック)/t.yamai paris
カラーパンツ(サフラン・38)/saqui
ブーツ ¥68,200/Sanders(グラストンベリーショールーム)

ボトムスにモノトーンを持ってきて、
シックにまとめるのもすてきですが、
ここではあえて黄色のパンツを合わせました。
靴はパンツの印象に負けないように
ボリュームのあるブーツを。

シャツはアウトしてラフに着ます。

後ろ身頃の丈やボリュームが、
気になる腰回りを上手に隠してくれるところもうれしい。

Vネックフリルカラーブラウス(モノトーンギンガムチェック)/t.yamai paris
ウエストタックワイドパンツ/STAMP AND DIARY
シューズ 伊藤まさこ私物

ギンガムチェックのブラウスとゆとりのあるデニム。
相性のよいもの同士の組み合わせは着ていて安心。
足元はネイビーのコンバース。
首まわりのフリルがカジュアルな着こなしに、
ほんのりかわいらしさを加えてくれます。

手首のボタンはきちんとしめたり、
開けて手首を見せたり、
または折り返したり。

全体のバランスを見ながら、
加減するといいみたい。

チェックとは印象がガラリと変わるこちらは
リバティの”Swim-Dunclare”(スウィム・ダンクレア)。

Vネックフリルカラーブラウス(リバティ・スゥイン ダンクレア)/t.yamai paris
パンツ ¥30,800/t.yamai paris
サンダル 伊藤まさこ私物

思い切って、柄のブラウスに
地模様のパンツをコーディネート。
ここでは上品なピンク色のパンツを合わせました。
足元は華奢な靴より、
ちょっとごつめなものが今の気分です。

ブルー×白の”Lodden-Wood”(ロデンウッド)には、
白いスカートを。

柄が主役のひかえめなコーディネート。
首まわりのフリルや、
背中のギャザーが華やかだから、
アクセサリーいらず。
さらっと一枚着るだけで、コーディネートがまとまります。

Vネックフリルカラーブラウス(リバティ・ロデン ウッド)/t.yamai paris
スカート ¥28,600/t.yamai paris
ブーツ ¥68,200/Sanders(グラストンベリーショールーム)

足元は黒でひきしめて。

前身頃をインすると、ちょっと雰囲気が変わります。
スカートの色やボリューム、丈を見ながら、
インしたり、アウトしたり。
少しの変化で全体のイメージが変わります。

山井さんが「ずっと好き」というリバティ。
お話を聞いたり、
こうして着ている姿を見ていると、
やっぱりいいな、って思う。
大人による、大人のためのブラウス。
秋に欲しい一枚です。

[お問い合わせ先] 
t.yamai paris TEL:03-6407-1651
グラストンベリーショールーム TEL:03-6231-0213

2023-09-20-WED